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西方山極楽寺の日常(21回目)
投稿日:2019年07月08日(月)
【今月のことば 2019年7月】
青山は元より不動なり
白雲は自ずから去来す
『禅林句集』
【意味】
雲が現れて消えても、山は決して動じることはない。
【注釈】
・禅林句集…禅宗の典籍や漢詩などから選んだ語句を収めた語録。同名・同趣旨の語録は多く有るが、今回は臨済宗南禅寺派管長だった柴山全慶師(一八九四~一九七四)が一九七二年に出版したものから引用した。
【解説】
この言葉における青山は人間に備わっている仏としての素質、白雲は心を惑わす煩悩を表すとされる。
山は動かない。雲に覆われて見えなくなっても、必ずその向こうに変わらぬ姿のまま存在する。見える時があれば見ない時もある。雲を動かすことはできないし、そんなことをする必要もない。時間が経って雲がなくなれば、また見えるようになる。
それと同じように、心に煩悩が湧き起こっても、人間に備わっている仏の素質は揺らがない。煩悩は私達が仏となることを妨げるが、それは一時的なことだ。心に迷いがない時には、仏としての一面が現れている。その時の心境をはっきりと自覚し、どんな時も保てるようになることが、悟りを開くということである。
生きていればお腹が空くし眠くなる。煩悩もそれと同じことだ。生きていれば必ず悩み迷う。その度に心は乱れる。それを無理矢理無くそうとするのではなく、どう受け入れていくか。それを教えてくれるのが仏教である。
青山は元より不動なり
白雲は自ずから去来す
『禅林句集』
【意味】
雲が現れて消えても、山は決して動じることはない。
【注釈】
・禅林句集…禅宗の典籍や漢詩などから選んだ語句を収めた語録。同名・同趣旨の語録は多く有るが、今回は臨済宗南禅寺派管長だった柴山全慶師(一八九四~一九七四)が一九七二年に出版したものから引用した。
【解説】
この言葉における青山は人間に備わっている仏としての素質、白雲は心を惑わす煩悩を表すとされる。
山は動かない。雲に覆われて見えなくなっても、必ずその向こうに変わらぬ姿のまま存在する。見える時があれば見ない時もある。雲を動かすことはできないし、そんなことをする必要もない。時間が経って雲がなくなれば、また見えるようになる。
それと同じように、心に煩悩が湧き起こっても、人間に備わっている仏の素質は揺らがない。煩悩は私達が仏となることを妨げるが、それは一時的なことだ。心に迷いがない時には、仏としての一面が現れている。その時の心境をはっきりと自覚し、どんな時も保てるようになることが、悟りを開くということである。
生きていればお腹が空くし眠くなる。煩悩もそれと同じことだ。生きていれば必ず悩み迷う。その度に心は乱れる。それを無理矢理無くそうとするのではなく、どう受け入れていくか。それを教えてくれるのが仏教である。
すてき
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