年越の大祓

【年越の大祓】

神道で最も大事にされている
“祓い清め”。
日々、自身の心身を
生まれたてのまっさらな状態で
いられるように努めたいものですが
生きていれば
知らず知らずのうちに
穢れ(氣枯れ)は
積み重なってしまうもの。
それを半年に一度
夏至や冬至を越えて
陽が極まって陰に
陰が極まって陽になる
お日様の氣の助けを借りて
6月終わりと
12月終わりに
各神社で執り行われるお祭りが
大祓いです。

大祓神事に含まれる
人形(ヒトガタ)神事は
人の形をした紙に
生年月日と名前を書いていただき
左肩から腕、指先まで
右肩から腕、指先まで
もう一度、左腕を撫で
気になっているカラダの部位を撫で
最後に息を吹き掛ける
という作法のもと、
自分の身代わりを作り
それを川へ流したり
お焚き上げすることにより
身を祓い清めます。
最後に息を吹き掛けるところが
重要とされています。
息るは生きるに繋がります。
しっかり深い息で
心身のいらないものを
しっかり人形にうつして下さいね。

当社の大祓神事は
12月28日16時~となります。
時間となりましたら始まりますので
それまでに神前に上がって
お待ちいただければ
どなたでもご参加可能です。

また、
その時間のお越しが難しい方は
事前に人形をお預かりすることも
可能です。
人形の着いた御朱印も頒布しております。
もう一つの祓いの必需品であります
“茅の輪”も12月28日～1月15日頃まで設置予定です。

新暦の2023年ももう終盤。
この半年分の溜まってしまった
いらないものを手放し
心身共に祓清め
新しい年をお迎え下さい。