七夕の節句御朱印
8月8日から14日まで
基本直書き(留守時書き置)
初穂料500円
8月14日は旧暦の文月七日
七夕の節句です
本来は「たなはた」弥生時代から行われていた機織りの儀式からきています。
旧暦7月7日はお盆の1週間ほど前にあたり、水辺で機織りの乙女たちが神様の御衣を織る祭事が行われていました。
これはお盆前の禊の儀式。
乙女たちは、棚織つ女(たなばたつめ)
神にささげる衣は「神御衣」かんみそ
と呼ばれます。
この神御衣の儀式は今も伊勢神宮に「神御衣祭」として残されています。
この機織りの乙女と中国から来た織姫が結びつき、七夕の行事につながっています。
七夕の短冊の原型は、紙の原料となる梶の葉です。
昔はサトイモの葉にたまった露を「天の川のしずく」と考え、それで墨をすって梶の木の葉7枚に和歌や願いごとを書き、星に手向けたそうです。
「天の川とわたる船の梶の葉に思ふこともかきつくるかな」
梶の葉に願いを書き、川に流すと
天の川に届き、願いが叶えられると考えられていました。
川の多き岐阜の地、
天の川に想いを馳せながら
目の前の川に願いをかけてはいかがでしょうか?
また、七夕の夜は空に輝く天の川がみられると良いですね。
梶の葉に願い事を書き天の川に願いをかける