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壽徳寺 じゅとくじの日常(382回目)福島県上戸駅

【地域のお祭り】

投稿日:2024年09月17日(火)
壽徳寺周辺の恒例行事
「おでんのやま」開催いたしました。
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「おでんのやま」とは、お天王さまのお祭り。
疫病退散の神様 牛頭天王(ごずてんのう)の
お祭りである 「お天王祭」は、
全国各地で7月15日前後に行われています。

福島県内では、
須賀川の「きうり天王祭」が有名です。
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おでんのやまと呼ぶのはこの地域独特ですが、
「おてんのうさまのやま」がなまって
「おでんのやま」 になったのではないか?
と想像しています。
______

牛頭天王は、謎が多く、
様々な神様や仏様と同一視されます。
厄除けや五穀豊穣の神様である
スサノオノミコトや、
仏教では薬師如来と同一ともいわれます。
(壽徳寺のご本尊は薬師如来です)
______

壽徳寺の周辺地域でも疫病が流行し、
多くの人々が疫病に苦しむ時代がありました。
そのため、牛頭天王のお供えものである
"きゅうりを絶つ”
(きゅうりを作らない) ことで願掛けをし、
今でもきゅうりを作らない家柄も結構あります。
______

ご先祖様から長く続くお祭り。
今年は長梅雨や猛暑もあり、
7月ではなく9月に開催。

つながってきたいのちに感謝し、
すべての人々の安寧をを願い、
ご祈願いたしました。
______

おでんのやまの恒例は、
じゃがいもとねぎのおつゆのお接待。
今年はお接待も復活しました。

冠婚葬祭が自宅で行われていたころは、
地域住民が集まり、
おもてなしの食事の準備をしながら、
地域の味を覚えたり、
コミュニケーションの場でもありました。

現在では世代を超えて
集まる機会もほとんどなく、
地域住民のコミュニティの場としても
開き続けてゆきたいな。と
改めて思う1日でした。
________

事前準備から当日の運営まで
多くのみなさまにご協力いただきながら、
楽しく無事に終えることができました。
お祭りは楽しいですね。

また来年。
様々な地域の方にも
来ていただけるような形で
開催できればと思います。

ありがとうございました。
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壽徳寺 じゅとくじ(福島県)
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すてき

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