【お彼岸 実践その5 禅定】

お彼岸は、
ご先祖さまへ想いを馳せ敬うと共に、
今の自分を振り返り、
仏道を実践する一週間です。

私たちが住む迷いの世界"此岸(しがん)"から、
仏様のように苦しみのない世界"彼岸(ひがん)"へ
到達できるよう、努力実践するのが、
お彼岸の大事な意味です。

その具体的な実践は「六波羅蜜」
ろくはらみつ、ろっぱらみつ、と言い、
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の6つです。

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今回は禅定(ぜんじょう)について

禅定とは、心穏やかに過ごすこと。
心をしずめ、今を観察し、
動揺しない、正しい判断ができる状態です。

不動の心、動揺しない状態になるのは、
なかなか難しいですよね。
様々な気持ちに揺らぐことは、
生きている限りあることです。

その揺らぎもあるがまま見つめ、
一歩立ち止まり、
考える時間を持つことも大切です。

お茶をゆっくりいただく、
静かな場所で本を読む、
自然豊かな場所で深呼吸する、
写経や瞑想、座禅など体験してみる、
という時間もよいと思います。

日常の中でも、
取り入ることができることあります。
ご自身の時間軸で、
心穏やかに過ごすことしてみませんか。

合掌

photoby @chikashira31

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