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おおかぶらじんじゃ

大鏑神社の御由緒・歴史
公式福島県 安子ケ島駅

ご祭神大山咋神、天知迦流美豆比売神
ご由緒

寛治3年(1089年)、後三年の役で安倍貞任を討つため安積地方を通りかかった源義家(みなもとのよしいえ)は、この地で蛇龍(りゅう)が暴風雨を起こして農民が困っているのを知り、家臣の鎌倉権五郎景政(かまくら ごんごろうかげまさ)に蛇龍の退治を命じた。
景政は五本の鏑矢を射て、一本目が竹ノ内在家、二本目が安子嶋村、三本目が早稲原村、四本目が福原村(郡山市富久山町の豊景神社周辺)、五本目が船津村(郡山市湖南町)に落ちた。そして、そのうちの一本が大蛇の頭に当たり、大蛇はのたうち回りながら舟津で力尽きたとも、雲の上から福原(蛇壇の碑付近)に落ちたとも言う。
その後の天養元年(1144年)、安積郡の農民が景政に感謝し、二本目の鏑矢が落ちた地で「御霊宮」を建ててその霊を合祀して村内安全を祈ったのが始まり。

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