太宰府天満宮のお参りの記録(1回目)
福岡県太宰府駅

本殿は国の重要文化財に指定されており、美しい向拝を持った檜皮葺です。また、壁や柱、天井、彫刻に至るまで、６年に一度漆で塗替えを行っているため、本殿の秀麗さは４００年以上の時を経た現在においても素晴らしいものがあります。
ちなみに、社殿は本殿のみで、通常神社にあるような拝殿はありません。
また、参道沿いにある志賀社はなかなかの風格があり素敵です！末社であるためか、皆様ほとんど通り過ぎてしまいますが、こちらは国の重要文化財で１４５８年と大変古いものになります。ただ古いだけではなく、苔むした檜皮葺の屋根はとても美しいものでした。もし太宰府へいかれる方は、是非こちらの志賀社も気にしてご覧になるとよいです。
また、摂社に菅公のご両親や奥方が祀られているのはわかるのですが、お子様〜お孫様〜伯母様〜その他菅家の一族の御霊までも神として祀られていました。こういうのを見ると、道真公の祟りというものが、どれほどおっかないもんだったのかということがよくわかります。