しかうみじんじゃ
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志賀海神社ではいただけません
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志賀海神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年12月06日(火)
参拝:2022年11月吉日
【筑前國 式内社巡り】
志賀海神社(しかうみ~)は、福岡県福岡市東区志賀島にある神社。式内社(名神大社)で、旧社格は官幣小社。現在は神社本庁の別表神社。主祭神は綿津見三神(表津綿津見神(右殿)、仲津綿津見神(左殿)、底津綿津見神(中殿))で、それぞれに相殿神として応神天皇、神功皇后、玉依姫命を祀る。
社伝によると、古くは志賀島北側の勝馬浜において表津宮、仲津宮、沖津宮の3宮から成っていたが、神功皇后の三韓出兵を庇護した阿曇礒良(あずみのいそら;阿曇氏祖)が表津宮を志賀島南側の現在地に遷座したとしている(仲津宮、沖津宮は現在当社摂社)。記録上は、『住吉大社司解(住吉大社神代記)』に奈良時代の731年の日付で「那珂郡阿曇社三前」、「志賀社」との記載が見え、『新抄格勅符抄』では平安時代の806年に「阿曇神」に神封として8戸あったと見える。国史では『日本三代実録』859年に「志賀海神」の神階昇叙、880年に「賀津万神(仲津宮に比定)」の神階昇叙の記載がある。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「筑紫國 糟屋郡 志加海神社 三座並名神大」に比定されている。鎌倉時代、元寇の際は志賀島は戦場となり、『蒙古襲来絵詞』に「志賀島大明神」の名称で記載されている。南北朝時代以降は武家の支配を受け、1600年に筑前国に入った黒田長政により神殿、拝殿、楼門等が造営された。明治時代に入り、近代社格制度のもと村社に列し、のち官幣小社(!)に昇格した。
当社は、JR香椎線の終点・西戸崎駅の西方5km、志賀島の南東部の小丘の上にある。島にあるといっても、福岡市街からは海の中道を経由して陸路で行くことができる。境内は南北に長く、イメージとしては小丘の峰が参道になっている感じ。神門をくぐると神域で、社殿を中心に多くの境内社が立ち並ぶ。じっくり見て廻るとなかなか楽しめる。
今回は、筑前國の式内社、旧官幣大社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、多くの人々が参拝に訪れていた。
境内南端入口全景。階段途中右側の石碑は<社号標>。
階段途中にある<二の鳥居>。
(Google Map上、二の鳥居となっているが、一のと鳥居の場所は分からなかった。)
(Google Map上、二の鳥居となっているが、一のと鳥居の場所は分からなかった。)
参道左側にある<印鑰(いんやく)社>。
参道右側から見える玄界灘の眺め。気持ちが良い~♪
参道左側の<万葉歌碑>。「ちはやぶる 鐘の岬を過ぎぬとも われは忘れじ 志賀の皇神」とある。
真っ直ぐに続く参道。ちょうど小丘の峰を進む感じ。
参道左側の<宝篋印塔>。南北朝時代の1347年の銘がある。神仏習合の名残り。
参道左側の<山乃神社>。
参道の先に階段が現れる。
階段下左側の<狛犬>。身体はごつく、顔は小さめ、オッサン顔。(^_^;)
階段下右側の<狛犬>。口を開けると更に愛嬌がある。
階段を登り切ると、目の前に<神橋>と<神門>。
神門をくぐって、前方にある<手水舎>。
神門の真っ直ぐ先ではなく、右斜め前の一段高いところにある<社殿>。
<拝殿>正面。シンプルに「志賀海神社」の扁額。
<拝殿>内部。広間の奥に祭壇がある。飾りは少なめ。
拝殿に向かって右手にある<亀石遙拝所>。当社の紹介写真によく出てくるカット。
亀石は、神功皇后による三韓征伐の際、阿曇磯良(あずみのいそら)が亀に乗って皇后らの前に現れたという伝承に因んで後世奉納された霊石。
亀石は、神功皇后による三韓征伐の際、阿曇磯良(あずみのいそら)が亀に乗って皇后らの前に現れたという伝承に因んで後世奉納された霊石。
拝殿後ろの<本殿>。なかなか美しい造形。
社殿の左手で、社殿に向かって建っている、ひときわ大きな<今宮社>。
今宮社の拝殿前で右方向を向いた眺め。境内北端に境内社が一列に並んで建っている。
境内北端・東側の境内社。左から順に、<荒神社>、<祇園社>、<大神宮社>、<惣社>。
境内北端・中央部の建物。祭器庫か何かかな。
2つの建物の間にある<磯崎社>。
境内北端・西側の境内社。左から順に、<熊四郎稲荷社>、<秋葉社>、<松尾社>。
熊四郎稲荷社と神門の間ぐらいの位置にある<宝物展示室>。崖上に造られた立派な建物。
神門を入ってすぐ左側にある<授与所>。御朱印はこちら。
神門と手水舎の間にある<御神木>と<烏帽子石・陰陽石>。
最後に<社殿>全景。サイズ以上に堂々とした雰囲気のある社殿。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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