しもうさのだあたごじんじゃ
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楽しみ方下総野田愛宕神社のお参りの記録一覧

野田と云えば醤油、「朝ドラのみおつくし」と櫻木神社しか思い浮かびません。こちらは櫻木神社の兼務社ですが、無人としておくには非常に勿体無いほどの規模で、本殿彫刻が素晴らしい、、、と思います。(最近眼もよく見えなくなってきて、遠目だとよく確認できません。、帰宅してから資料の写真を見て、凄いな~と感嘆し、もっとじっくり見ればよかったなどと後悔することが多い)櫻木神社の近代的に洗練されている神社も良いのだが、個人的にはこちらの神社の方が好きです。本殿後方に勝軍地蔵尊があったのですが、隣接する西光院との境界に塀などがなく、どこからが神社でどこからお寺か判らず、お寺の敷地内の建造物と判断してスルーしてしまいました。勝軍地蔵は愛宕権現の本地仏とされているので、こちらは神社敷地内なのだろう。

かつての軍用道路だった流山街道の愛宕神社前交差点に面した大正十一壬戌年(1922)奉納の大鳥居 以前は社殿正面の直線線上にあったものを移設。その為参道が直角に曲がっています


社号標

享保七壬寅年(1722)奉納の燈籠


県無形文化財「野田のつく舞」案内板

手水舎

文政十一戌子年(1828)奉納の手水鉢


享和二年(1802)奉納の燈籠

石燈案内板

境内

嘉永五壬子年(1852)奉納の燈籠


由緒書

文久三癸亥年(1863)奉納の狛犬




「本殿と彫刻」案内板

唐門


文政七年(1824)再建の本殿(県有形文化財)

唐門から少しだけ中を覗きました







明治三十七年(1904)建立の神橋




脇社(旧社務所)

燈籠

文政十一年(1828)建立の芭蕉句碑「百歳の氣し幾を庭能落葉可那」

嘉永六寅年(1853)奉納の庚申塔


聖徳皇太子碑

狛犬


宝暦十四申年(1764)奉納の狛犬



元禄七甲戌年(1694)奉納の東側鳥居




延命水

境内社鳥居

雪見燈籠寄進者名碑

文政十二年(1829)奉納の雪見燈籠

大鳥神社記念碑


大鷲神社五十周年大祭新社殿造営寄付社名碑

天保十二年(1841)建立の茂木佐平治句碑「声かぎりなけ郭公神乃森」

境内社 大鳥神社


庚申塔群

庚申塔群

嘉永二酉年(1849)建立の台賜宗匠真顔歌碑「あらそはぬ 風の柳の糸にこそ 堪忍袋ぬふべかりけり」


境内社 三社殿(稲荷神社・道祖神社・今宮神社)

境内社 三社殿(疱瘡神・天満宮・秋葉山)


文久三庚亥年(1863)建立の敷石供養碑


平成二十年(2008)奉納の境内社鳥居


境内社 稲荷神社


「日本最初足尾大神」石碑

境内社 秋葉神社


境内社 三峯神社


「元祖食行身禄」石碑

明治十七甲申年(1884)建立の「松尾大神」石碑


昭和六十三年(1988)築山整備、三社(三峯・秋葉・稲荷)改修記念碑

文政十丁亥年(1827)建立の不動明王線描碑

神楽殿

櫻木神社から須賀神社に寄り道をし、最後の目的地の愛宕神社へお伺いいたしました。
周りは寺院に囲まれていて、境内東側の鳥居の扁額には『愛宕山』と隣の寺院の山号がかかれているなど、神仏習合の時代の名残なのかなぁ⋯と思いつつ、境内を色々と拝見してまいりました。
御朱印は櫻木神社にて書置きのものを頂戴しましたが⋯御朱印が炎の色なのは、愛宕神社の祭神が火伏せの神(防火を司る神様)だからなのかな?(笑)

鳥居

社号標

手水舎

さざれ石



社殿

神楽殿

境内社と鳥居






愛宕神社境内の桜🌸

『愛宕山』の扁額のある鳥居

書置き
櫻木神社にて頂きました。

今回の千葉旅の最後はここでした。櫻木神社で兼務社朱印をいただいたので急遽予定に組み込み。
櫻木神社の巫女さんの話では徒歩数分とのことだったのですが、ググっても櫻木神社付近に愛宕神社は見つからず( ;´・ω・`)?
ここでフト、東武野田線に愛宕駅というのがあったのを思い出し、ひょっとしてこの辺では?と行ってみたところ・・・ビンゴ☆
駅名にも採用されてるとおりここが野田の鎮守だそうです。
野田郷が開墾された当初、土豪がヒャッハー!しすぎて兵火や山火事が乱発したため京都から火伏せの愛宕権現を勧請したとのこと・・・人災やんw
祀られてるのは火の神様 迦具土命ですが、興味深いことに全く正反対の雨乞い儀式が伝わってるらしい!?
江戸後期の享和二年(1802)夏に大旱魃が発生し、以来「津久舞」という祭りが奉納されるようになったそうです。
「ジュウジロサン」という雨蛙に扮した神人が曲芸を演じながら、野田らしく天辺に醤油樽のついた15mの柱を登り、四方に破魔矢を放ち、最後はなんと綱渡り(!)しながら下りてくるというかなりアクロバティックなものΣ(; ゚Д゚)
ヤベェ・・・スゲェ見たいんだけどwww
無人社だけどいい神社でしたよ♪
てかこんな鎮守クラスの神社でも祭祀者が絶えて、他の神社の兼務になってるというのに一抹の寂しさを感じた・・・
まぁ神職さんはお坊さんに比べて結構厳しくて、兼業でされてる方も多いなんて聞くので仕方ないよね(´・ω・`)

真っ赤な御朱印

結構な大鳥居あり
すぐそこが通りの激しい交差点だったので内側から撮影

手水舎
愛趣園とは?
もともとこの神社の境内にあった庭園で、明治35年に困窮者救済の公共事業として造営されたとのこと

津久舞というアクロバティックな雨乞いの儀式が伝わってるらしい!
ちなみにこの日は雨乞い不要な激しい雨でした

津久舞に興じる野田郷の土豪の皆さん(想像図)
待望の水が得られて大変お喜びの様子

ニノ鳥居

延命水の井戸
この井戸も愛趣園と同じく、困窮者救済の公共事業で掘られたものとのこと

手押しポンプで今でも豊富に水が出ます
少しいただきました

延命水の向こうに境内社があったので、まずここから拝んでみます

大鳥神社でした


本殿行ってみましょう

何気に千年以上の歴史のある古社

拝殿の扉が開いてました!
無人社ですが、櫻木神社の神職さんか地元の氏子さんの手でよく管理されてるようですね

薄ぼんやりとした照明に照らされたなかなか神秘的な社殿です

社殿の左側に神橋
別に下に池や川などはなく、向かいの建物に続いてる
(神楽殿には見えないので神庫か社務所か?)

裏の方に塚

塚の上にはお社が3つ

お稲荷さん
「1ないんじゃねーのヤヨポン」「Amazon!」
神様に意味不明の落書きすんな(^ω^#)

秋葉神社
これも火除けの神様・・・よほどヒャッハー多かったんだなこの辺(^^; 野田は修羅の国かw

ちと暗くて見づらいですが一番右は三峯神社

登拝藤開山・・・かなぁ?(゚д゚)
よくわかりませんがたぶん富士講に関係するものかと

右後ろにも合祀社が一つ

右から秋葉山、天満宮、疱瘡神

左から見た本殿
階段はあるけど行き止まり、一種のトマソン物件になってますw

激しい雨にも関わらず、すぐ近くにドバトが一羽舞い降りました
八幡様ではないけど神使ですねきっと(* ̄ー ̄)

愛宕神社は、「通称・あたごさま」と呼ばれ、地域の人々から親しまれています。延長元年(923年)に創建されました。野田開墾ののち、火の災難を防ぐために京都より祭神として、迦具土命(火伏の神)の分霊を祀って氏神としたとのことです。境内の神社として稲荷神社・大杉神社・菅原神社・道祖神社・三峰神社が祀られています。本殿は千葉県指定文化財になっています。
本殿の裏には下り階段があり参道が続いていてその先に勝軍地蔵堂が…とても魅力的な場所でした。また訪れてみたいです。
御朱印は櫻木神社でいただけます

















勝軍地蔵堂は明治末期築。愛宕神社本殿の真後ろにある。勝軍地蔵尊は愛宕権現の本地仏とされた仏であり、この堂は神仏習合の世界観では本地堂に当たるようです。
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