こうりゅうじ
御本尊の形態は一塔両尊四士。堂内は最大100名まで着席可能です。 平成10年10月15日、当山第43世一妙院日仁上人によって新規建立。
山門両脇に険しい顔で仁王像が立ち、お寺に魔事魔障が入り込むことを防いで下さっています。
庚申塔の主尊に帝釈天を刻んでいる例は、青面金剛をもちいた例についで多いのですが、県内には、当山の嘉永5年(1852年)銘のものしかありません。 江戸時代末期のものとしては大形で、造形的にも芸術性の高い資料といわれています。総高191.5cmの駒形を呈する塔身部と大小の台石を組み合わせた造りで、中央に帝釈天像、その足元に二童子、台石には瑞雲と三猿、二鶏が配されています。
山門を入ると、穏やかな表情で参詣者をお迎えして下さいます。 観世音菩薩は、世の人々の音声を観じて、その苦悩から救済する菩薩で、人々の姿に応じて姿を変え、大慈悲を行じます。
開山上人は廣龍院日護上人。現住職は第44世となります。 平成24年12月多宝塔新規建立
戦争で亡くなった方達の菩提を弔うため、境内に慰霊碑が建立されています。 当山の近隣地区(紙敷地区)からは18名の出征が確認されています。 平成6年8月15日慰霊碑建立。
12月31日の大晦日には、除夜の鐘が鳴りき、多くの方で賑わいます。 平成15年12月15日新規建立。
妙見堂がある高台から、宗祖である日蓮聖人が境内を見守って下さっています。
妙見堂には、千葉氏の守護神として知られる妙見菩薩の尊像が安置されています。これは鎌倉末から南北朝期、八幡庄(現在の市川市及び松戸市南部)の領主・千葉(千田)胤貞の猶子で法華経寺第3世貫首となった浄行院日祐上人が、千田流千葉氏擁護のために護持したとされ、その後、室町期に当山開山廣龍院日護上人に授与され、安置されたという所伝を残しています。 昭和37年11月13日、改修。
浄行菩薩は、「妙法蓮華経(法華経)」に登場する菩薩で、お釈迦さまから末法の時世に「法華経」を弘めることを付嘱された「本化地涌の菩薩」と呼ばれる菩薩衆のひとり。 その呼称から、身心を浄らかにする徳を有した菩薩として信奉されています。 人々は、浄行菩薩の身体を洗い浄めることで、自身の汚れた六根を清浄にし、迷いの煩悩から解脱することを祈念しました。 平成10年10月15日、新規建立。
山門前には、村内(紙敷村)に悪霊が入ってこないようにと、1852年(嘉永5年)銘の庚申塔が建てられ、1988年(昭和63年)12月15日、松戸市の有形文化財に指定されました。
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