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笠森寺ではいただけません
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かさもりじ

笠森寺のお参りの記録(1回目)
千葉県上総鶴舞駅

投稿日:2021年05月02日(日)
参拝:2020年3月吉日
笠森寺(かさもりじ)は、千葉県長生郡長南町にある天台宗の別格大本山の寺院。山号は大悲山、院号は楠光院。本尊は十一面観音。坂東三十三観音31番札所。通称、「笠森観音」と呼ばれる。

寺伝によると、創建は奈良時代の784年、天台宗の開祖・最澄が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻んで山上に安置したのが始まりとされる。巨岩の上に建つ観音堂は、平安中期の1028年に後一条天皇の勅願で建立され、のちに焼失し、戦国時代の文禄年間(1592年‐1595年)に再建。長さの異なる61本の柱で支えられた<四方懸造(しほうかけづくり)>という構造。これは四方全てが回廊状の舞台になっている、日本で唯一の特殊な建築様式で、国指定の重要文化財となっている。

本寺は、JR外房線・茂原駅の西方12kmほどの位置にある。公共交通機関だと茂原駅からバスで30分、徒歩5分。車だと茂原長南ICから6km。当寺周辺の森林は創建当時から禁伐林として保護されてきたため、「笠森寺自然林」は国指定の天然記念物となっている。境内は平地の駐車場から森林浴をしながらごく軽い登山で到着する。寺社仏閣巡りでなくても、自然の観光地としても十分楽しめる。

参拝時は週末の午前中で、春の好天だったこともあり、家族連れを中心にそれなりの人数の観光客が来ていた。
笠森寺の建物その他
登山道入り口のような境内入口。白い燈籠が目印。「ようこそ長南町へ」の看板の右側を入って行く。(と言っても、境内までの道のりは5分ほどと長くないし、全く過酷ではない。)
笠森寺の山門
参道を上がり切ると<山門>。赤い雷神像と黒い風神像がお出迎え。裏には閻魔大王像と奪衣婆像。
笠森寺の建物その他
<山門>をくぐったところ。すぐ左手に売店があって、その後ろに<観音堂>が高くそびえる。
笠森寺の本殿
観音堂をはっきり見ようと進むが、花の咲いたきれいな木が邪魔をしてなかなか見えない。
笠森寺の建物その他
ようやく<観音堂>全景。日本唯一の四方懸造りの観音堂というだけあって、確かに見たことがないアピアランス。
笠森寺の手水
本堂入口手前左側に<水屋>。この後、入口に入り靴を脱いで、本堂までの木製内階段を上がる。
笠森寺の景色
本堂に登り切ったところからの景色。かなりキレイ~♪
登り切った場所(東面)に授与所があって、御朱印希望者はここで先に申し込む。
笠森寺の本殿
舞台を南面に進むと、本堂正面。参拝者・祈願者のハンカチがたくさん結ばれている。
笠森寺の建物その他
舞台を西面、北面と進む。遠くに房総の平地(九十九里浜方面)が見える。
笠森寺の建物その他
観音堂への階段途中で見える、観音堂の足場。
笠森寺の建物その他
観音堂から出て北側に行くと、建物の造りが良く分かる。土台の岩場にもコンクリでしっかり補強が施されている。
笠森寺の山門
観音堂の北側にある<仁王門>。ただし、こちら側は人しか通れないぐらいの細道。歩いていると、小さなヘビが歓迎してくれた。
笠森寺の本殿
境内に戻り、あらためて<観音堂>全景。
笠森寺の建物その他
境内にある<宝篋印陀羅尼塔>。
笠森寺の建物その他
境内の東端の小高い場所にある<鐘楼>。
笠森寺の建物その他
鐘楼の手前の、一段低い場所にある<子育地蔵尊>。
笠森寺の鳥居
参道途中の脇道に登り坂と下り坂があって、登り坂には鳥居が立っている。
笠森寺の末社
鳥居をくぐって坂道を上がると<熊野宮>。
笠森寺の自然
国指定天然記念物の「笠森寺自然林」にある、参道脇の名木「三本杉」。
笠森寺の自然
もう一つ、名木「子授けの楠」。根元の穴をくぐって、その向こう側の子授け観音にお参りすると子に恵まれるとか。

すてき

御朱印

坂東三十三観音31番札所。
坂東三十三観音31番札所。

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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