かいとくじ|浄土宗西山深草派|南面山
海徳寺のお参りの記録一覧
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形原温泉あじさいの里であじさいを堪能し、三ヶ根山スカイラインから三河湾を眺めてから、帰り道に碧南市に在る南面山 海徳寺を参拝しました。
浄土宗西山深草派で、本尊は阿弥陀如来。
この阿弥陀如来は、江戸時代まで伊勢神宮の神宮寺の本尊でしたが、廃仏毀釈により伊勢湾を渡って1869年にこの寺院にやって来ました。平安末期に作られ、重文に指定されています。
山門両脇の金剛力士像も同じく神宮寺からやって来たものです。(鎌倉時代作、県文化財指定)
海徳寺は1462年開山、江戸時代は徳川家の御朱印寺となり栄えたとの事です。
西側の道路から入ります。境内の中に車を停めました。山門は南側を向いていますが、直ぐ南側には建物がありますので、ちょっと窮屈そう。山門正面に本堂です。本堂に入るとドンと阿弥陀如来が座っていらっしゃいます。高さ約2.8mもありますのでデカいのですが、とてもいいお顔をされています。大浜という地名から「大浜大仏」と呼ばれています。大き過ぎて光背が天井を突き抜けています。元々の本尊は左側の間にいらっしゃいますが、高さ約0.9mのためそれに合わせて造られているからです。右側の間には地蔵菩薩、弘法大師がいらっしゃいます。ただ、内陣には入れませんのでやや遠くて見辛いですね。
手を合わせてから、御朱印を戴きました。
御朱印
山門
阿形
吽形
手水
天神様
鐘楼
本堂
本尊・阿弥陀如来坐像(ネットから転載)
光背の先が切れているのではなく、天井の中にある
三河新四国の札所になります。
本尊の阿弥陀如来さんが江戸時代のものだと思っていたら再調査の結果、平安時代のものだと判明。大騒ぎになったとか。大浜大仏として有名みたい。
右側の石柱には「三鐵沿線新四国第三十八番札所」と在ります。三鐵は今は無き三河鉄道のこと。旧三河新四国の札所だったみたい。
明治の混乱で廃寺になったお寺からもらい受けた仏像納められています。その中に10代の天照大神の神像があるとのこと。
山門
本堂
庫裡
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