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ほうじゅいん|真言宗智山派牛頭山

宝寿院のお参りの記録一覧(5ページ目)
愛知県 津島駅

Gauche Ingalls
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2024年01月20日(土) 00時12分11秒
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#宝寿院

ご本尊は薬師如来。十二天の掛け軸を所蔵する。ビシャモン天はその1尊。

#毘沙門天

梵語でヴァイシュラヴァナ。
真言は「ノウマク サマンダ・ボダナン ベイシラマンダヤ ソワカ」、「オン ベイシラマンダヤ ソワカ」など。種子はバイ。
四天王の1尊としては多聞天といい、北の北俱盧州(ほくくるしゅう)を守る。十二天の1尊としても北と対応。七福神の一員。ビシャモン三尊の中尊。

胎蔵マンダラの外周を四角く取り巻く最外院(さいげいん)のうち、向かって左の辺の中央付近にいる。
金剛界マンダラの9つの区画のうち成身会・三昧耶会・微細会・供養会・降三世会・降三世三昧耶会の6つで、それぞれの外周を四角く取り巻く外金剛部の向かって右上の角付近にいる。

意外なところで、ラピュタのオリジナルの元所有者だった、というのがある。
かの博識なムスカ大佐も「ラーマーヤナでは、インドラの矢とも伝えられているがね(ドヤァ)」と言っているように、あの映画は思いのほか、インド神話からの引用が豊富だ。

ビシャモン天はインド神話でいうクベーラ。ラーマーヤナによれば、ヤシャたちの王としてヒマラヤに住み、プシュパカという空飛ぶチャリオットを持っていた。だが異母兄弟にあたるラセツ王、ラーヴァナとの戦争に敗れ、この至宝を明け渡すはめになったと。ちなみに日本だと、ヤシャもラセツも共にビシャモン天の眷属とされる。

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2024年01月20日(土) 00時12分53秒
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#宝寿院

ご本尊は薬師如来。十二天の掛け軸を所蔵する。イシャナ天はその1尊。

#伊舎那天

梵語でイーシャーナ。
真言は「ノウマク サマンダ・ボダナン イシャナヤ ソワカ」、「オン イシャナヤ ソワカ」など。種子はイ。
十二天の1尊で北東と対応。
胎蔵マンダラの外周を四角く取り巻く最外院(さいげいん)のうち、向かって左上の角付近にいる。

十二天は胎蔵マンダラには全員、描かれる。ラセツ天と地天は分かりにくいが、曼荼羅図典ではそれぞれネイリチ王・堅牢地神と表記される。
一方、金剛界マンダラだと、イシャナ天は十二天で唯一、姿を見せない。彼と地天を除く10尊は外金剛部二十天の一員として登場し、地天は地水火風の四大神に含まれる。イシャナ天は二十天にも四大神にもいない。

インド神話伝説辞典によれば、シヴァには穏やかな相と恐ろしい相があり、それぞれ4つずつ、計8つの別名を持つ。そしてイーシャーナは慈悲深い時の呼称だと。
ところで、日本書紀はオオクニヌシの神の別名を6つ掲げる。オオモノヌシの神、オオアナムチの神、アシハラノシコオ、ヤチホコの神、オオクニタマの神、ウツシクニタマの神だ。そのうちオオモノヌシの神が和魂として知られる。
オオクニヌシの神は大黒天と習合したが、その大黒天とイシャナ天は共に、大自在天の化身。またもや名前関連で大黒天とオオクニヌシの神の共通点を見出すとは、少々意外だ。

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2024年02月09日(金) 19時03分49秒
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#宝寿院

ご本尊は薬師如来。明治の神仏分離まで、隣接する津島神社は牛頭天王社と呼ばれ、ここ宝寿院はその神宮寺だった。そして薬師如来は牛頭天王の本地仏だった。

#牛頭天王

牛頭天王、歓喜天(ガネーシャ)、それからパズズには妙な共通点がある。
まずパズズとは、古代メソポタミアの疫病をもたらす神。エクソシストに出てきたやつ。

第一に頭。牛頭天王はその名の通り牛、歓喜天は象、パズズは獅子と、みな獣の頭部を持つ。

それから、悪霊の親玉という点。
スサノオの命を祀る八大神社(京都市左京区)によれば、疫病は恨みを残して死んだ怨霊の仕業で、彼らを統括するのが牛頭天王と考えられた。それで牛頭天王に疫病の収束を祈るのが、八坂神社(京都市東山区)の祇園祭だ。
歓喜天も、ビナヤキャと総称される、障害をもたらす悪鬼たちの大将。彼らが悪さをしないよう押さえつけておくこともできるので、インドではプロジェクトの開始時などにガネーシャを供養するらしい。
パズズは、熱病を風に乗せて送る悪霊たちの王。日本と同様に、彼らをけしかけないでくれるようにと、盛んに拝まれたそうだ。

聞いたことはないが、祇園信仰の成立に歓喜天が何かしらの影響を与えたと考える余地はあるかもしれない。だがさすがにパズズは無関係だろう。さしあたり僕は、三者とも互いに完全に独立して発展したと思っている。

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