神葬祭の奉仕

　先日神葬祭を執り行いました。
故人は６４歳で帰幽（亡くなる）された女性です。１年間の闘病生活の後だそうです。

現在はコロナの関係で葬儀も縮小されることも多々あります。

　しかしながら、その中で通夜祭には数多くの方が参列されました。お世話になった方や友達等、最後のお別れに顔を見たいと参列されました。
若い年齢で亡くなられ、職場の方もまだ身近にお付き合いしている方々。
もちろんコロナ禍ですので、マスクや消毒と皆様配慮しての参列です。

　現在は、「コロナだから」「こういったご時世だから」とすぐに縮小してしまいますが、私個人の思いですが、この方は非常に幸せな方だなと思います。
こういった中でも、最後はやはり顔を見たいと思って頂ける。これは日々で培った人徳です。
　死ぬときは何も持っていけませんが、こういった『モノ』だけはそばにあるものだと感じられます。
もちろん家族の方としては、早くに亡くなられ悲しさも悔しさもあると思います。
あって当たり前なんてものは何もありません。

先ほどの本のところでも書きましたが、何気ない日々に感謝です。