御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

尾張猿田彦神社の日常(49回目)愛知県奥町駅

「しあわせ工房」 しあわせの作り方

投稿日:2020年09月20日(日)
 本日は尾張猿田彦神社の宮司の著書である「しあわせ工房」という本を紹介いたします。神社の祭礼やご祈祷の中で皆様に幸せになって頂けるように一文ずつ紹介させていただいております。実は宮司の著書はこれで6冊目となります。

では本文を少し紹介させていただきます。

019 誕生祝いと、第二の誕生日、
① この世へ生まれて来た生き物には、誕生日があります。
しかし、この誕生祝いが出来るのは、人間だけです。
誕生日は、この世に生まれて来たことへの「感謝」と「報恩」を表現する日です。
先ずは、誕生日を迎えた本人が、この世に出してもらった神仏と先祖に、産んでもらった両親に、感謝と報恩を捧げる日です。
そして、両親が、兄弟が、友達が「この世に生まれて来た。」ことを称賛(しょうさん)し、祝賀する日です。
神仏と先祖・両親へ「この世に出してくれて有難う。」「産んでくれて有難う。」「今日まで育ててくれて有難う。」と感謝の心を表現しない誕生パーティーは、生まれた者の誕生を祝うだけで砂糖が入っていないケーキを食べるのと同じです。
「感謝の心」を表現しない誕生パーティーは、誕生を祝う本来の姿から離れたステージのわざ事で、欲望の「意(心)」で祝い合っている姿です。

こういったことが書かれております。
 現在は裕福な時代です。何でもあって当たりまえの世の中です。人間はあたりまえと思ってしまうと感謝をすることを忘れてしまいます。
そして人間が身勝手なのは、失ってからソレに気付くという生き物です。
 家族に毎日顔を会わせ、食べ物もあり、明日があって当たり前。天災や事故や思わぬことで突然その日々を失う場合もあります。どうぞ日々があってあたりまえと思わず。毎日の何気ない日々にこそ目を向けて平穏無事で過ごせることへの感謝の気持ちをお持ちください。(神恩感謝)

 私の見解ですが、この本は祖母が昔こういったことを言っていたなと思うことが書いてあるものです。もちろん祖母は先に旅立ちますが、そこで過ごした日々を思い返し命の尊さを知り、ご先祖様に手を合わせる意味を理解したりするものです。
現在は核家族が増え、こういったことを中々教えてもらえない世の中です。皆さん知っていることなのに忘れがちなっているモノを思い出させていただける本です。
是非、祭礼などの際には講読いたしますので耳を傾けていただければ幸いに存じます。
尾張猿田彦神社(愛知県)
この本は販売もしております。気になる方はどうぞお問合せ下さい。

すてき

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、情報を発信しようという気持ちになりますし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
尾張猿田彦神社のお知らせをもっと見る97件

尾張猿田彦神社

限定御朱印最新情報を

メールで受け取ろう

受け取る

①ホトカミに登録

②受け取りたい公式神社お寺をフォロー

コメント
お問い合わせ