自性院

愛知県 春田駅

愛知県尾張地区の寺院巡りの2ヶ寺目は、1ヶ寺目の名古屋市千種区からほぼ真西へ行った、名古屋市中村区・中川区に隣接する海部郡大治町に在る北野山 自性院です。読みは「じしょういん」。
余談ですが、海部郡は愛知県では「あまぐん」と読み(海人部(あまべ)に由来)、徳島県では「かいふぐん」と読みます。また、大治町は「おおはるちょう」と読みます。

真言宗智山派で、本尊は薬師如来。
この本尊・薬師如来坐像は、今年、令和7年8月5日付で町指定文化財から県指定文化財に昇格しました。
昇格を記念して町として公開する予定がはあるのか大治町社会教育課に尋ねてみましたが予定は無いとの事で、寺院としてはどうかと尋ねてみましたが情報を持ち合わせていないとの事。拝観は叶わないだろうと思いながらもダメ元で伺いました。

伝えによれば、702年に行基により創建。成願寺の塔頭の1つだったが、唯一ここだけが遺り、成願寺や近くに在った楊柳寺、新善光寺の仏像・仏具等を引き継いでいるとの事です。

－－－後日アップします。

古刹である。
移転する際、成願寺、楊柳寺、新善光寺の三カ寺にあった遺品が統合され現在地に移ったそうだ。
裏手にも観音堂があります。

大宝二年(702)の創建で、本尊は室町期造立の薬師如来。