あおやまじんじゃ
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青山神社は、茨城県東茨城郡城里町にある神社。式内社で、旧社格は村社。祭神は五十猛命(いそたけるのみこと)。
社伝によると、奈良時代の772年に創建したという説と遷宮したという説があるとのこと。平安時代859年以降、神階昇叙の記録があり、927年の『延喜式神名帳』では「常陸国 那賀郡 青山神社 小」と記載された。中世において火災により記録を焼失し由緒不明となり、誤って「若宮八幡」、「鹿島明神」と称したが、江戸時代に水戸藩主・徳川光圀が当社事蹟を正して往古に復し「青山神社」と改め、5石の社地を与えたとのこと。
当社は、JR水郡線・静駅の南西9kmのゆるやかな丘陵地帯にある。東京からだと水戸駅からバスに乗る。クルマだと常磐道・水戸北ICから北西に10km。幹線道路(県道61号線)の脇にあってアクセスは良いが、「青山」の社名の通り、5ヘクタールの森(青山)全体が境内という、超ワイルド系の神社。晴れた日でも森の中は真っ暗。見どころは、参道脇の古巨木並木で見事。
今回は、常陸国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の昼ごろ、境内が広すぎて入口を間違い、鬱蒼とした森を彷徨って、やっとのことで社伝に辿り着いた。自分以外に参拝者はいなかった。
※境内は無人だが、御朱印は<水戸八幡宮>@水戸市で拝受できる。
境内の南端にある<一の鳥居>と<社号標>。後ろの森の暗さが半端ない...
一の鳥居の右側にある<忠魂碑>。
参道脇には、極太の杉の木が両側にボンボン立っている。この先右側がちょっと明るいのは畑で、この部分だけ杉を切ってしまったらしい。ただし、参道が明るいのはここだけ...
深い森の入口。杉の巨木が参道にはみ出してきている。
参道の階段を見ると、もともと参道はもっと幅があったと思われ、落葉で両側が埋まっているように見える。
<二の鳥居>が現れると、その奥に社殿がぼんやり見えてくる。
いよいよ社殿が近づくが、巨木が道を塞ぐように立っている。
参道右側に、簡素な<手水舎>。
<拝殿>全景。よく見ると、想像したよりも新しくて綺麗な社殿。
<拝殿>正面。扁額は社名ではなく、<神霊治天壌>の文字。真新しい神社幕には平成3年1月とある。生きている神社でよかった...(^_^;)
拝殿の後ろに回って、透塀に囲まれた本殿。明らかに新しくて綺麗。
社殿周辺にある<八幡神社>。
社殿周辺にある<天王宮>。
社殿周辺にある境内社。
境内脇を走る幹線道路から、参道右側の畑と、社殿のある社叢を望む。
Yahooカーナビに従い、実際に入った入口はこちら。鳥居も社号標もなく、奥がやたらと暗いので、入って行く前は不安がいっぱい。。。
鬱蒼とした暗い森を進むと、遠くに建物らしきものが見えてくるが、、、
最初に見た境内社がこれ。超ワイルド系。表札ももちろんなし。。。
最後にこの綺麗な社殿に辿り着いてひと安心。実際はここから一の鳥居を目指した。
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