西方寺

愛知県 碧南駅

西方寺（さいほうじ）は、愛知県碧南市浜寺町にある真宗大谷派の寺院。大浜てらまちと呼ばれる地域にある。 大浜の西方寺、高取の専修坊、高浜の恩任寺は、浄土真宗の「浜の三か寺」と呼ばれた。「浜の三か寺」は「三河三か寺」の末寺という意味を持ち、西方寺は勝鬘寺、専修坊は上宮寺、恩任寺は本證寺の末寺とされる。

歴史[編集] 光照寺[編集] 建仁3年（1203年）、三河碧海郡棚尾村に、天台宗の光照寺（こうしょうじ）として創建された。貞永元年（1232年）、念雅僧都の代に親鸞に帰依したことで、天台宗から浄土真宗に改宗した[1][2]。 西方寺[編集] 中近世[編集] 大浜騒動 明応5年（1496年）、碧海郡大浜村の現在地に移り、法応山西方寺（さいほうじ）と改称した[2]。 寛政12年（1800年）、30代慈慶の時に現在の本堂の建築に着工し、完工までに数十年を要した[3]。文久3年（1863年）には鐘楼・太鼓堂・土塀が完成した[3]。 近現代[編集] 清沢満之 1871年（明治4年）には廃仏毀...Wikipediaで続きを読む