高野山真言宗
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#帝龍寺
ご本尊は胎蔵界大日如来。たぶん本堂だと思うが、干支の守り本尊である八体仏を祀る。
#干支守護仏 #守り本尊
写真の御朱印にも示されているように、子年は千手観音、丑・寅年は虚空蔵菩薩、卯年はモンジュ菩薩、辰・巳年は普賢菩薩、午年は勢至菩薩、未・申年は大日如来、酉年は不動明王、戌・亥年はアミダ如来が守り本尊。
衆知の通り、十二支は中国が発祥。仏様とは元々無関係だ。薬師十二神将と干支を結び付ける考え方は中国ですでに成立していたと何かで読んだが、干支の守り本尊は完全に日本オリジナルらしい。
何でも、高野山で結縁灌頂をして仏様とご縁を結ぶのが本来の様式だが、そんなこと誰にでもできるわけではない。もっと手っとり早く、個人的な守り本尊として信仰すべき仏様を決められるようにと、このような対応関係が考え出されたとのこと。
なお、十二支は年だけでなく月や日にも当てられる。梵字手帖によれば、生まれ年の干支だけでなく、生まれ月の干支の守り本尊からも守護を受けられるそうだ。子の月は12月で、以下同様に丑は1月、寅は2月、卯は3月、辰は4月、巳は5月、午は6月、未は7月、申は8月、酉は9月、戌は10月、亥は11月となる。例えば2008年9月生まれならば、子の年で酉の月なので千手観音と不動明王が守護仏だ。
#帝龍寺
ご本尊は胎蔵界大日如来。過去千体仏が描かれた過去仏図を所蔵する。
#過去千体仏 #過去千仏
般若心経に三世諸仏という言葉がある。この三世とは過去・現在・未来のことで、各時代に千ずつ、合計3千の仏様が出現し、または出現したらしい。帝龍寺のパンフによると、過去仏図は本来、現在仏図・未来仏図と3点で1セットなのだが、残る2つは現存するものの、それぞれ別々の場所に保管されているとのこと。
過去・現在・未来の千仏のうち、現在に出現する賢劫(げんごう)千仏だけは、金剛界マンダラにも描かれている。9つのブロックのうち中央に位置する成身会の、第二重と呼ばれる正方形の空間にぎっしりと詰まっている。よく目を凝らさないと背景のようにしか見えない。
たぶん、過去千仏よりも過去七仏の方がまだ、本で目にする機会が多いと思う。混乱するが、過去七仏のうち最初の3尊、ビバシ仏、シキ仏、ビシャフ仏は過去千仏に属し、4番手以降のクルソン仏、クナゴンムニ仏、カショウ仏、シャカムニ仏は賢劫千仏に含まれるらしい。なおシャカムニ仏は釈迦如来のこと。
少年ジャンプでコミカライズが連載された封神演義にも登場する関係で、僕はクルソン仏には多少、親しみがある。彼は賢劫千仏の一員なので、金剛界マンダラを通していつでも拝める反面、帝龍寺で今回ご縁を頂いた仏様の中には入っていないことになる。
名称 | 帝龍寺 |
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御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 076-467-0094 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
宗旨・宗派 | 高野山真言宗 |
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