水月寺

京都府 樟葉駅

八幡市の福禄谷にある禅宗・妙心寺派の寺院。
かつては尼僧の禅道場として全国的に知られたが、円福寺（男性雲水の修行道場、萬人講で有名）が近いので何かと修行の妨げになるということから、一乗寺の円光寺に移された。
先代の尼僧は元気でユニークなキャラクターだったが、現在は男性の住職。
水月庵には皇女和宮の悩みを慮った側女が和宮の死後、この庵で出家して菩提を弔ったというエピソードがある。
また和宮の許嫁だった有栖川宮熾仁親王が幼少の明治天皇とともに水月寺に来られ、そのご縁で明治天皇の供養が行われているそうだ。
さらに水月寺の寺紋として16枚の菊の御紋を賜っている。