曹洞宗観谷山
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常徳院(観谷山 常徳院)は東京都世田谷区宮坂に位置する曹洞宗の寺院で、開基は足利義尚と伝えられています。本尊は慈覚大師円仁作の十一面観音像で、毎年8月20日の開帳には多くの参拝者が訪れます。
● 歴史と創建
常徳院の起源は延徳明応年間(1489-1501)に遡り、当初は「浄徳院」と呼ばれ、世田谷区船橋に所在していました。その後、足利義尚の命により、多摩郡二俣尾村の海禅寺から益芝永謙和尚を迎え、寺名を常徳院と改めて宮坂に移転しました。寺伝によると、義尚がこの地に滞在中に庵を建立し、後にその庵が寺院に発展したと言われています。
● 本堂と文化財
常徳院の本堂は入母屋造りで、天井には花鳥を描いた極彩色の板絵が施されています。板絵は143面あり、そのうち内陣と外陣に分かれています。また、本堂の鐘楼や木鼻も本堂とほぼ同時期に建立されたと考えられています。これらの文化財は、江戸時代末期から明治時代にかけて制作されたものです。
● 本尊と開帳
常徳院の本尊、十一面観音像は、吉良氏朝の信仰を受けて寄進されたと伝えられています。毎年8月20日には「明けの観音」として開帳が行われ、早朝から多くの参拝者が訪れます。観音像は高さ約54.5cmの木製坐像で、その神秘的な存在感は訪れる人々を魅了しています。
● 常徳幼稚園と地域の変遷
常徳院には隣接して常徳幼稚園があり、1954年に創立されました。園では「ほとけの子」として仏教に基づく保育と教育が行われています。周辺地域は、小田急小田原線の開通により急速に発展し、かつての雑木林が住宅地へと変わりました。

















豪徳寺から世田谷八幡宮を経て、さらに北へ徒歩5分。常徳院にお参りしました。曹洞宗のお寺です。山門のあたりに桜の木が数本あり、満開になればさぞきれいだろうな、と思いました。












たまたまだったのですが、思いがけない人物の墓に出会いました。ノンフィクション作家、故本田靖春さんの作品「疵 花形敬とその時代」の主人公で、戦後の暗黒街の伝説的存在です。
境内・文化財
境内・文化財をもっと見る|| 名称 | 常徳院 |
|---|---|
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 電話番号 | 03-3420-1015 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
| ご本尊 | 十一面観世音菩薩 |
|---|---|
| 山号 | 観谷山 |
| 宗旨・宗派 | 曹洞宗 |
| 創建時代 | 延徳明応年間(1489-1501) |
| ご由緒 | 創建年代不詳。延徳明応年間(1489-1501)に浄徳院と称して世田谷区船橋(船橋観音堂北)に開創。世田谷城の守護とするために常徳院と改めて現在地へ移転したといいます。 |
| 体験 | 札所・七福神巡り |
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