吉祥院

東京都 二子玉川駅

参拝記録

二子玉川駅から結構歩きます。高島屋を抜けて、橋の下を通りすぎ、自動車教習所を過ぎてどんどん進みます。こちらの道は狭く、教習所の学生さんたちの帰宅と合ってしまうと彼らは構わず広がって歩いてくるのでなかなか進むことができません…。

途中の鎌田に元倉庫を利用した有名なカフェがあるのでそちらで一息休憩してもいいかもしれませんね。

興教大師を始祖とする新義真言宗と言われる「真言宗智山派」のお寺です。
興教大師・覚鑁上人は『密厳院発露懺悔文』という素晴らしいものを残しています。
真言宗のお坊さんは朝のお勤めでお唱えします。

しかしこちらのお寺はどうやら無人のようで、事前のネット情報でもわかっていたのですが、お墓参りに来ていたおばあちゃんも「ここ誰もいないのよねぇ」とつぶやいていました。

石柱に書かれているように行基が開基となり、良弁僧正が開山したようです。

玉川八十八ヶ所霊場61番で御朱印は私は貰っておりませんが、ネット情報ですと、切手を貼った封筒に住所と御朱印代を入れて寺務所のポストに投函しておくと、しばらくしてから御朱印を送ってくれる、と記載がありました。

お墓参りのおばあちゃんや、子連れのお母さんがちょうどおり、子どもが手を合わせて「ほとけさまー」とお願いしていました。地元に愛されているようなほのぼのとした空間でした。

東急田園都市線「二子玉川駅」より「鎌田」バス停下車徒歩3分。

玉川八十八ヶ所霊場第66番札所の真言宗寺院。ご本尊は不動明王です。

「玉川不動尊」の別称を持ち、740年行基によって開基され、良弁上人が開山したと伝えられています。
一度焼失後、世田谷吉良氏により再興しましたが、のちに無住となり、江戸時代に土地の村人が再興したと云われています。