願信寺

東京都 新御徒町駅

東京都台東区に位置する願信寺（がんしんじ）は、真宗高田派に属する由緒ある寺院であり、廣澤山と号しています。宗祖は親鸞聖人で、本尊には阿弥陀如来立像を安置しています。願信寺は、浄土三部経に基づく教義を持ちます。

●歴史的背景

願信寺は、慶長3年（1598年）に妙理院誓恩法師によって両国（現在の東日本橋）に開創されました。その後、1657年の大火によって寺院は消失し、元禄年間（1688-1703）に現在地、当時の浅草新寺町へ移転しました。現在の住職は17世代目であります。

●現在の施設と活動

願信寺では、平成30年11月に客殿と庫裡が落成し、現代的な設備が整っています。境内は平坦で、お年寄りやお子様でも安心してお参りできる環境が整えられています。さらに、永代供養墓も設置されており、承継者がいない方でも安心して利用できる配慮がなされています。
寺院では年4回の法会が行われており、春と秋のお彼岸、お盆、そして親鸞聖人の報恩講が厳修されています。

上野から元浅草へのぶら旅、通りすがりです。