天台宗
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観世寺について
安達ヶ原の鬼婆伝説
「岩手」という女性が公卿屋敷の娘の乳母として働いていました。屋敷の姫は話すことができない病を、患っていたため占い師に相談しました。「妊婦の腹を引き裂き、赤子の生き肝を姫に食べさせれば治るだろう」。岩手は一人娘の「恋衣」を置いて、姫の病を治すため旅に出ました。月日は流れ、安達ヶ原の岩屋で「岩手」は妊婦を待ち続けていました。ある夜、若い夫婦が岩屋を訪れたので、妊婦を殺めてしまいます。しかし、気づいてしまうのです。自分の目の前にいる妊婦はかつて自分が置いてきた娘「恋衣」だと。悲しみの果てに岩手は「鬼婆」と成り果てたのでした。
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🎈安達ヶ原の鬼婆伝説で有名な「観世寺」
2年ぶりの参拝です🙏(📷2023/9/17⛅️)
【2022/3/16夜の福島県沖地震の影響で「黒塚の岩屋」巨岩割れる•福島県二本松の観世寺の国指定名勝】
当時、新聞を読んだ時は全部崩れてしまったのかと心配しましたが、「蛇石」周辺の被害だったようで修復完了しておりました。
「鬼婆の住んだ岩屋、笠石」が幾度の地震でも崩れないことには驚きです😳❗️❗️
🎈「安達ヶ原・黒塚」の鬼婆伝説
🎈天台宗真弓山観世寺
🎈開基:神亀3年(726、奈良時代)
🎈鬼婆を退治した僧、祐慶阿闍梨(ゆうけいあじゃり)の開基
🎈境内には鬼婆が棲んでいた笠石や夜泣き石、安堵石などの巨岩多数
🎈国指定名勝
🎈本尊は阿弥陀如来。
🎈秘仏・白真弓如意輪観音像(60年ごとに開帳)
🎈観世寺から100mほど離れた阿武隈川の畔には、鬼婆を埋葬した「黒塚」と
「みちのくの 安達ヶ原の黒塚に 鬼こもれりと 聞くはまことか」
と刻まれた平安時代中期の歌人・平兼盛の歌碑が有ります。
「安達ヶ原・黒塚」の鬼婆伝説は、今もなお、謡曲や浄瑠璃、歌舞伎などで語りつがれているようです。
黒塚前を流れる阿武隈川
「安達ヶ原の鬼婆伝説」
奈良時代、病身の姫に仕えてる乳母が妊婦の生き肝を飲ませれば治るという易者の言葉を信じ、知らない事とはいえ、生き別れになった実の娘に刃を向けてしまい、鬼と化してしまった悲しいお話。
こちらの観世寺には鬼婆の住んだ岩屋や、宝物館には鬼婆が使ったとされる出刃包丁が陳列されておりました。
住職様がいろいろお話をして下さり、歌舞伎・謡曲などでも有名との事です。
松尾芭蕉や正岡子規も参詣されたそうです。
お寺にはとても人馴れした猫ちゃんがいて可愛かったです♪
鬼婆の住んだ岩屋は国指定名勝です。
拝観料受付のカウンターにお寺の猫ちゃんがお昼寝中、全然動かない。。
もう一匹猫ちゃん発見。
黒塚へ向かおうと受付に戻ると猫ちゃんお昼寝続行中♪
お寺を出て黒塚へ向かいます。
阿武隈川の河川敷に黒塚は有りました。鬼婆のお墓だそうです。
住職様が直に御朱印を書いてくださいました。
黒塚の御朱印もいただきました。
名称 | 観世寺 |
---|---|
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 0243-22-0797 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
ご本尊 | 阿弥陀如来 |
---|---|
宗旨・宗派 | 天台宗 |
体験 | 伝説 |
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