北星神社

千葉県 北柏駅

北柏駅から伸びる陸橋を歩いて国道6号の歩道に降り、下り方面（取手側）に歩くこと10分ほど。大きな石の鳥居と「北星（ほくせい）神社」と書かれた碑が見えて来ます。
かつてこの地を治めた相馬氏の妙見信仰に因んで、その城館跡（根戸城）に建てられた社で、地元の方には「妙見宮」の名で親しまれて来ました。
狛犬に続いて本殿前に1対の狛亀（？）が祀られているのも珍しい。これも北斗の守護神、玄武を現すものとの事。

交通量の多い国道に面しており、お参りに来る人はまばらでしたが、本殿も新しく見えて、立派な神社でした。

国道6号沿いに駐車場ありますが、交通量あるので、しっかり減速して左折しましょう。北星ですから北斗七星ですね！狛犬が亀は初めて遭遇しました。御朱印は近くの柴崎神社で頂きました。

現在、『妙見様』＝『北辰妙見尊星王（天之御中主大神）』が主祭神の『千葉神社』で拝受した御朱印帳を使っているのですが、我孫子市内に『千葉神社』と同じ妙見信仰に関わる神社があるようなので、参拝してきました。

神仏習合の時代には、北極星と北斗七星が神格化された妙見菩薩が主祭神の『妙見社』だったものが、神仏分離の過程で主祭神を天之御中主大神に変えて神社となったところが一定数あるようで、この北星神社も同様の経緯を経て『北星神社』となった、らしいです。
※あっているかどうかは自信がないですが、とりあえず自分はこのように理解してます(^_^;

ここには日本最古の『狛亀』がいらっしゃるとのことなので、しっかり写真に残してきました。
神仏習合時代の主祭神『妙見菩薩』が北極星や北斗七星が神格化されたものということから、北の守護神『玄武（≒亀）』より『狛亀』が祀られた、というような背景があるらしいです。

御朱印は、本務社の柴崎神社（ここも昔は『妙見社』だったのだとか）にて書入れにて拝受致しました。