龍光不動尊

東京都 銀座駅

中央区銀座に位置する「龍光不動尊」は、松屋の念持仏として奉安されている不動明王です。この神社は、昭和4年に松屋の屋上に安置されて以来、地域の人々に親しまれています。

●龍光不動尊の歴史

この不動明王像は鎌倉時代に名匠によって作られ、高野山の龍光院で霊験が現れたとされています。奉安から約700年の歴史を経て、松屋にお迎えされたことにより、商業の中心地である銀座で多くの人々に信仰されています。毎年、正月、5月、9月の28日には例祭が行われ、参拝者の家内安全や商売繁盛を祈願しています。

●ご利益と現代の信仰

龍光不動尊には「禍を転じて福とし、願望をかなえ、家内安全や商売繁盛をもたらす」という多くのご利益があるとされています。また、「龍光」は「流行」に通じることから、ファッション業界との関連性も指摘されています。松屋のような百貨店にとって、流行を象徴する不動尊としての役割を担っているのです。

銀座八丁神社めぐり

松屋銀座8階屋上Mgテラスにある御堂。
鎌倉時代に作られた不動明王像を祀る御堂には手水や庭まであります。デパートの屋上でこれはすごい。
Mgテラスにはテーブルや緑があり都会の中でゆっくり休むことが出来ます。

松屋に重要な用事があったので、そのあと屋上の龍光不動尊にお参りしました。

雨上がりで境内の緑がとても美しかったです。
実際には晴れてきてぐんぐん気温が上がりとても暑いのですが、美しい境内は見ていて涼やかでした。