安名稲荷命社

愛知県 名和駅

東海市の民話

中首羅一帯には、京都伏見稲荷大社のお使いの子孫に当たるという代五郎狐の一族が住んでいました。
しかし、この中首羅にも開発の波が押し寄せてきました。代五郎狐一族は、人間どもに必死の抵抗を試み、辺り一帯を大いに荒らしまわりました。
困った地元の人達は相談した結果、お稲荷さんを建てました。すると狐たちのいたずらは、ピタリとやんだということです。
知多半島から狐が姿を消してしまってから、もう長い年月がたっています。