あしかじんじゃ
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名称 | 足鹿神社 |
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読み方 | あしかじんじゃ |
詳細情報
ご祭神 | 道中貴命 |
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ご由緒 | 神社の創立時期については不詳であるが、由緒ある式内社である。八代川と神子畑川の合流点に近く、また神子畑に沿って宍粟郡一宮町に通じる道と養父郡養父町建屋に通じる道との交差点近くに位置し、交通の利便性からも集落の形成に適した地であり、まさに神社の創立に関係しているものと考えられる。地名も「やしろ」と呼ばれていることから、神社と地域とのむすびつきが古くからあったものといえる。現代においても村の人々の神社への崇拝の念は深く、他地域からの参拝者も数多い。また村の人々の奉仕により、整備の進められてきた境内地では、昔から秋の例祭に綱引きの行事がもたれ、豊作を祈願されているが、 神のお供えものは一般的な餅ではなく、赤飯を供することが昔より受け継がれている。御祭神「道中貴命」は、平安時代初期に天皇の命により、都か らこの地方に派遣せられ、この地において政務にあたるなど、功績のあった人として祀られたものと伝えられている。神社正面の参道近くにある梵鐘は、往時の神仏混淆の名残であり、大東亜戦争の時、拠出されたが、近年再興の声がたかまり、昭和六十二年秋に再建したものである。覆屋内の本殿 は、貞享年(一六八五年)再建の棟札をもち、一間社流れ造り、こけら葺、唐 破、千鳥風をもつ堂々たるもので、こぶりながら木鼻や蟇股の彫刻とあわせて室町時代から江戸時代にかけての神社建築の様式したものである。 本殿内両脇にある狛犬は、木彫彩色のみごとなものであり、江戸中期の作かと思われる。また境内にある大欅は、東京大学の三好教授の鑑定によると、高さ約三十メートル、幹回り九・八メートルに及び、樹齢千数百年と推 定されているが、昭和初期以来の境内地拡張工事などで衰退した樹勢の回復を図るため昭和六十三年以降本格的な保護、保存に努めている。 |
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