繁榮稲荷神社

東京都 木場駅

周りはビルに囲まれていて、路地を入ったところに鎮座されているため、最初からこの稲荷神社へ来るつもりがなければ絶対気付かないでしょうね。
路地には居酒屋や焼き肉屋さんがあり、夜は賑わっているんでしょうかね。
だとすると繁榮稲荷神社のおかげでしょうか。

創建は意外とそこまで古くはなく、宝暦7年(1757年)。
大丸百貨店の創業者である下村彦右衛門正啓が深川木場の別邸に伏見稲荷の御分霊を祀ったのが始まりとのこと。
その後明治44年に根津嘉一郎の青山邸に移築され、嘉栄稲荷として祀られていたことにより関東大震災や戦火を逃れたそうです。
そして昭和36年に現在地へと移築されたとのこと。

古い写真を整理していて発見しました。
2018年11月…何故木場に？と思い返したら、それまでの仕事を辞め休職中で、木場のハローワークにセミナーを受けに行った時、小さいけれど惹かれる雰囲気がある神社で、通りすがりにお参りしたことを思い出しました。
もうずっとコロナで徒歩圏お参りなのですが、また普通に出歩けるようになったら、この辺りもまた行ってみたいな…等、当時のことを思い出したので、画像も記録にアップ！

令和5年（2023年）4月9日（日）
江東区を散歩

東京都江東区木場の繁栄稲荷神社に参拝
木場公園を出て三つ目通りを南に行くと大丸百貨店の本社があり、ここには繁栄稲荷神社がある。この建物はもともとこの近くに建っていたのだが、別の場所に移築していたため、関東大震災と空襲でも被災せず、その後こちらに戻ってきたという由来があるとのこと。江東区には他に古い木造神社建築物が残っていないらしい。建物に歴史あり。