渚大神社

長野県 信濃荒井駅

本社創建は不明なれど、古文書によれば、慶安四年（一六五一）に初めて明神と出てくる。
元禄十一年（一六九八）産神明神とあり、この年に社壇、拝殿、鳥居、社地の記録がある。
享保九年（一七二四）産神、水上ヶ大明神　年数しれずとある。
寛政年中（一七八九～一八〇〇）産神、溝上大明神
祭日四月二六日とある

その後はご本殿に棟札があり、弘化四年（一八四七）
社殿修復以後のことが分かる。
明治五年（一八七二）に村社となり、初めて渚大明神の名称がある。
昭和五三年に拝殿を修復し、平成四年に鞘殿と拝殿を現在地に新築、移転してご本殿を鞘殿に遷座する。