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知り合いが中目黒のキンケロシアター(愛川欽也さんが生前作られた劇場で,今はうつみ宮土理さんが管理されています)でミュージカル舞台に出演するので行ったのですが、劇場目指して歩いていた時、キンケロシアターの真正面に神社らしきものを発見!
まずそちらに目が行き,想定外の場所で神社さん(小さい稲荷神社ys地蔵尊なども含め…)に出会うと、ちょっとウキウキする気持ちを隠せません。
本来の目的地を二の次に、お参りして狛犬や鈴🛎️などを観察^_^
どうやら少し前まで境内に何本かある梅の木(多分)が満開だったようです。ちょっと残念。
少しだけ調べたところ、今からおよそ1700年頃の創建といわれています。
当時の農民が土の中から菅原道真公の像を発見し、鎮守として崇め、北野神社を創建したとのこと。
こちらは上目黒氷川神社さんが兼務されているとのことで、御朱印はありませんが、お札は、そちらで申し出ると頂けるようです。












内側から向かいを見るとキンケロシアターです^_^

東京都目黒区青葉台に鎮座する北野神社。最寄りの東急東横線・中目黒駅から目黒川を渡り、徒歩8分ほどの地に位置します。境内に掲げられた由緒によれば、御祭神は学問の神として広く知られる菅原道真公。創建の年代は定かではありませんが、往古よりこの土地に住まう人々の祈りを受けとめ、静かに信仰を集めてきたことが偲ばれます。また、並び立つ稲荷神社については御祭神の明記は見られませんが、稲荷信仰の主祭神である宇迦之御魂神をお祀りしているのではないかと考えられます。
境内の造りは小規模ながらも特徴的です。社殿は設けられておらず、二基の祠が並び立ち、右手に北野神社、左手に稲荷神社(正一位稲荷大明神)を祀ります。北野神社には鳥居が設けられていますが、その姿は一般的な木製・石製とは異なり、金属製の門状の構造物に吊り下げられるという極めて珍しい形態をしています。この独特の形式には、都市化の進む中で限られた空間を活かしつつ、祈りの場を守り抜いてきた人々の工夫と信仰の継続が映し出されているように思われます。一方の稲荷神社は、朱塗りの鳥居に祠、さらに朱地に白文字の幟が数本立ち並び、いかにも稲荷らしい典型的な景観を今日に伝えています。大小二つの祠ながら、そこに宿る信仰の熱意と継続性は、確かな重みを感じさせます。
この神社の周囲を取り巻く目黒川は、古来より生活の基盤を支える存在であり、江戸時代には川沿いの田畑を潤し、舟運の道としても用いられました。春になると両岸に咲き誇る桜が人々の目を楽しませ、近代以降は「桜の名所」として広く知られるようになりました。現在でも桜の季節には大勢の人が集まり、川辺は華やかな賑わいを見せます。その光景は、江戸の昔から人々が季節の移ろいを愛で、自然とともに暮らしてきた歴史を今に伝えるものと言えるでしょう。
こうした喧騒に包まれる都市のただ中で、北野神社と稲荷神社の二祠は、ひっそりと佇みながらも確かな存在感を放っています。そこには、地域の人々が時代ごとに形を変えながらも信仰を紡ぎ続けてきた歩みが宿り、訪れる者に歴史の奥行きを感じさせます。華やかな桜並木と、長きにわたり守られてきた小さな祠。両者が寄り添うこの場所は、都市の営みと伝統信仰とが交差する、目黒ならではの風景を形作っているのです。


| 名称 | 青葉台北野神社 |
|---|---|
| 読み方 | あおばだいきたのじんじゃ |
詳細情報
| ご利益 | 学問の神様・合格祈願 |
|---|
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