なかおじんじゃ
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中尾神社(なかお~)は、山梨県笛吹市一宮町中尾にある神社。式内社で、旧社格は村社。祭神は大己貴命、少彦名命。
社伝によると、垂仁天皇7年(紀元前23年)の創建。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐国 八代郡 中尾神社 小」に比定されている。天慶年間(937年~947年)、征東代将軍・藤原忠文が平将門追討の際に、朱雀天皇奉幣を奉り祈願したという。新羅三郎義光(源義光)以降、歴代武田家代々の崇敬を受け、社領を寄進し、江戸時代に入っても徳川家が社領を安堵した。
当社は、JR中央本線・山梨市駅の南東4kmの平地にある。農耕地が中心でまばらに住宅が立つエリアで、境内の目の前はビニールハウス。境内は村の鎮守サイズで広くはないが、巨大な老木は特に見ごたえあり。境内の隣には元境内と思われる広い児童公園、その隣には宮司さん宅と先代の博物館がある。
今回は一日甲府旅行の2社目、甲斐國式内社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中で、参拝者は自分以外には誰もいなかった。
※御朱印は宮司さん宅にお伺いすると、社務所まで出向いていただき拝受できた。
境内南端入口にある<鳥居>。境内は玉垣で囲われている。
鳥居をくぐってすぐ右側には、社号標ではなく、社号を記した石碑がある。右側にある古木が気になる...
正面を向いて境内全景。コンパクトサイズ。
参道の左側にある<手水舎>。わがままな2本の樹木が、手水舎に近づくことをブロック?(^_^;)
手水舎近くから見た<御神木>。数百年の時間を刻み込んだ味わいがある。
<拝殿>全景。銅板葺の屋根がなかなか美しい。
左側の<狛犬>。個性的な表情。小さな眼を思いっきり見開いているが怖く見えない...(^_^;)
右側の<狛犬>。口を開くと怖いどころか、かわいらしく見える。
<拝殿>正面。扁額は掛かっていない。
拝殿前から振り返り、入口鳥居の方向を望む。鳥居の南側はビニールハウス。
拝殿後ろの<本殿>。コンパクトサイズで、拝殿とのバランスからみても小さめ。屋根はちゃんと銅板葺。
本殿近くにある境内社群。
入口鳥居をくぐって、境内左手(西側)にある<天満宮>。
天満宮から社殿方向を望む。社殿の左側は<社務所>。
天満宮近くから<御神木>を望む。
斜めから<拝殿>を眺める。
当社の境内から出る。境内の隣が公園で、さらにその隣に<中尾神社ミュージアム>がある。公開しているかは分からなかった。
当社近くの公道から、北方の山々を望む。11月下旬だが、もう山の上方が白くなっている。(^▽^)/
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