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桑山八幡宮(くわのやまはちまんぐう)
桑山に連なる井上山の
西麓に鎮座する八幡さまです
由緒
人王四十五代聖武天皇の神亀三年(726年)この年、この山の西側、腰尾という所に桑の木が48本たちまちにして生えてきた。村人達は不思議なことと思い、この山を「桑山」と呼ぶようになった。この年神亀三年の秋、8月16日の夜、村人の夢に宇佐神様のお告げがあり『奇木の生じた所に祠を建て祀りなさいそうすれば村の鎮守として水旱・疾疫など災害を防ぐ』とのことであった。このことを聞いた村人達は、早速宇佐より勧請し八幡宮を建てた。その後多くの歳月を経て、現在の地へ移し替られた。天保三年(1832年)の7月17日夜半、突如閃光が走り雷鳴がとどろき落雷があった。たちまちにして拝殿は燃え上がり神殿にも火が燃え移った。その時、猛火の中より「火の玉」が飛び上がり、元の宮腰尾へ流れ行った。村人が雷火に驚きながらお宮の方角へ目を向けた時の出来事であった。山鳴りの音と共に、腰尾がこの世のものとは思われない異常な明るさに輝いた。そのため人々は恐れおののき、夜の明けるのを待った。 夜明けと共に腰尾に登ってみると、何と元のお宮の脇にある神功皇后腰掛岩と呼ばれる岩の上に、八幡様の御神幣が火災のあともなく安置されていた。村人達は驚きと喜びで早速に仮の御社を作り御幣を納め祀った。勧請より千百年余年経った今日でも、神霊まことにあらたかなことである。
一の鳥居 我が母校 桑山中学校の
登校門入口でもあります
手水舎
拝殿全景
本堂
少し荒れていますが
丘陵地に御庭がありました
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