熊野神社

静岡県 日吉町駅

藤枝に行く前に静岡へ寄り道。先程参拝した小梳神社の兼務社です。1200年前以上から存在した古社ですが、普段は無人の神社です。本務社か氏子さんたちが綺麗に管理されているようです。江戸時代初期より紀州新宮領主浅野忠吉氏により庇護を受け江戸後期まで続いたようです。一時期、甲斐国河内郡領主だったことが関係するのか？江戸中期には京都の大火により皇居も延焼し聖護院に仮御所が設けられた際、蝮に悩まされていたので禁裏・仙洞御所より命が下され、蝮蛇除の神符を奉上された。又、明治になり静岡に閉居した15代将軍徳川慶喜より木造の鳥居は奉納されています、現在は解体され保存されていたはずですが確認できませんでした。以前は相当の大社だったようで、遠方までその名を知られたらしい。現在も決して規模は小さくはありませんが、無人の神社であるべきではないように思いました。

駿府公園の北、保健所の西側の住宅地の中に鎮座しています。

過去におまいりにうかがって来ました。