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一宮浅間神社ではいただけません
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いちみやあさまじんじゃ

一宮浅間神社
山梨県 市川大門駅

御朱印について
御朱印
あり
限定
-
御朱印帳
-
ありません
パーキング
駐車場
あり

あり。2台ほど。

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惣一郎
惣一郎
2022年04月27日(水)
1269投稿

【甲斐國 式内社巡り】

一宮淺間神社(いちみや・あさま~)は、山梨県西八代郡市川三郷町高田にある神社。式内論社(名神大)で、甲斐國一之宮論社。旧社格は村社。祭神は木花咲耶姫命で、瓊瓊杵尊、産火火出見尊、事解男命を合祀。当社所蔵の対置式神獣鏡一面は考古資料として、国指定の重要文化財。

創建は不詳。社伝によると、景行天皇の御代の創建。平安時代の865年に神官を立てて官社になった。『日本三代実録』によると、864年に富士山の大噴火があり、これを駿河国浅間神社の神職の怠慢であるとして、富士山北側の甲斐国でも浅間神を祀るべしとして八代郡に浅間明神の祠を建て官社としている。その後924年に現在地に遷座したとされる。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐國 八代郡 浅間神社 名神大」に比定されている。なお、当社は甲斐國一之宮であるとする説もあるが、ごく近くに二之宮・弓削神社があることから、当社は甲斐國一之宮ではなく市川郷一之宮であるという説が有力。江戸時代に入ると、1649年に徳川家光から朱印地1石6斗が安堵された。

当社は、JR身延線・市川大門駅の南西400mの小さな丘の上にある。小丘全体が境内で広々としているため、旧社格の村社には違和感があり、サイズ的には大きめの郷社、小さめの県社といったところ。大きめの真っ赤な社殿と、社殿周りは随神門、境内社、御神木の巨木などがあり、俗世間と隔絶した神聖な空気が漂っている。

今回は、甲斐國の式内社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分たち以外に特に参拝者はいなかった。

一宮浅間神社の建物その他

境内北西角からの境内全景。小丘全体が境内になっている。

一宮浅間神社の鳥居

境内入口の<鳥居>と<社号標>。この後階段を登っていく。

一宮浅間神社の建物その他

階段を登り切ったところ。真っ赤な隋神門が遠くに見える。

一宮浅間神社(山梨県)

参道左手少し離れたところにある建物。<宝物庫>かな。

一宮浅間神社の建物その他

参道上にある<神橋>。

一宮浅間神社の手水

参道右側にある<手水舎>。不思議な形をした手水盤に刻まれた年号は寛政三年(1791年)。びっくり。(;゚Д゚)

一宮浅間神社の建物その他

手水舎付近にある<依田重(十)左衛門安清の生祠>。江戸中期18世紀前半に村難を救った依田重左衛門安清に京都吉田家から神位が与えられ、生き神様として子の安春が生祠を建立したもの。

一宮浅間神社の山門

神域入口の<隋神門>。

一宮浅間神社(山梨県)

隋神門をくぐったところ。社殿は一段高いところにある。

一宮浅間神社の狛犬

参道左側の<狛犬>。

一宮浅間神社の狛犬

参道右側の<狛犬>。

一宮浅間神社の本殿

<拝殿>全景。桁行五間、梁間三間、入母屋造、平入、瓦葺。真っ赤な躯体が色鮮やか。

一宮浅間神社の本殿

<拝殿>正面。扁額はなし。黒い扉が見た目をぐっと引き締めている。賽銭箱の右側に御朱印が入った箱が置いてある。

一宮浅間神社の本殿

<拝殿>内部。「浅間大神」と「熊野大権現」の扁額が掛かっている。

一宮浅間神社(山梨県)

<社殿>全景。

一宮浅間神社の本殿

拝殿後ろの<本殿>。江戸時代中期1703年の造替、三間社流造、銅板葺。本殿と拝殿は、梁間一間桁行二間両下造(りょうさげづくり)の通廊で接続。

一宮浅間神社の建物その他

拝殿に向かって右側の様子。石製所小が並ぶ。左から2番目の石碑は、荒井清兵衛顕道の生祠。

一宮浅間神社(山梨県)

上写真の左端の建物に祀られている地蔵像。

一宮浅間神社の鳥居

地蔵像の前にある小さめの木製六脚鳥居。

一宮浅間神社の末社

鳥居をくぐり、階段を登り切ったところにある境内社。社名は不明。

一宮浅間神社の建物その他

境内社から見た境内の様子。

一宮浅間神社(山梨県)

社殿の左側にある石製小社群と石碑。

一宮浅間神社(山梨県)

拝殿に向かって左側の様子。たくさんの石製小社が並ぶ。

一宮浅間神社の自然

木製六脚鳥居の近くに立つ<御神木>。

一宮浅間神社の本殿

最後に<社殿>全景。境内はよく掃き清められ、建物類もよく手入れされていて、清々しい気持ちになる~♪ (^▽^)/

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歴史

社伝によれば景行天皇朝の創祀で、『日本三代実録』に864年(貞観6年)の富士山の大噴火を受けてその神の神意を慰めるため、翌865年(貞観7年)に勅命によって甲斐国八代郡に創建

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一宮浅間神社の基本情報

住所山梨県西八代郡市川三郷町高田3696
行き方

JR身延線市川大門駅から徒歩10分
中央自動車道甲府南ICから車で20分
中部横断自動車道増穂ICより車で10分

アクセスを詳しく見る
名称一宮浅間神社
読み方いちみやあさまじんじゃ
通称いちみやさん
参拝時間

24時間参拝可能

参拝にかかる時間

20分

参拝料

なし

トイレあり
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳なし
電話番号0556-42-3884 (若宮八幡神社)
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

詳細情報

ご祭神《合》瓊瓊杵尊,彦火火出見尊,事解男命,《主》木花咲耶姫命
文化財

銅鏡「神獣鏡」 (国重要文化財)
銅鏡「内行花文鏡 (県重要文化財)

ご由緒

社伝によれば景行天皇朝の創祀で、『日本三代実録』に864年(貞観6年)の富士山の大噴火を受けてその神の神意を慰めるため、翌865年(貞観7年)に勅命によって甲斐国八代郡に創建

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