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一宮浅間神社ではいただけません
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いちみやあさまじんじゃ

一宮浅間神社のお参りの記録(1回目)
山梨県市川大門駅

投稿日:2022年04月27日(水)
参拝:2022年3月吉日

【甲斐國 式内社巡り】

一宮淺間神社(いちみや・あさま~)は、山梨県西八代郡市川三郷町高田にある神社。式内論社(名神大)で、甲斐國一之宮論社。旧社格は村社。祭神は木花咲耶姫命で、瓊瓊杵尊、産火火出見尊、事解男命を合祀。当社所蔵の対置式神獣鏡一面は考古資料として、国指定の重要文化財。

創建は不詳。社伝によると、景行天皇の御代の創建。平安時代の865年に神官を立てて官社になった。『日本三代実録』によると、864年に富士山の大噴火があり、これを駿河国浅間神社の神職の怠慢であるとして、富士山北側の甲斐国でも浅間神を祀るべしとして八代郡に浅間明神の祠を建て官社としている。その後924年に現在地に遷座したとされる。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐國 八代郡 浅間神社 名神大」に比定されている。なお、当社は甲斐國一之宮であるとする説もあるが、ごく近くに二之宮・弓削神社があることから、当社は甲斐國一之宮ではなく市川郷一之宮であるという説が有力。江戸時代に入ると、1649年に徳川家光から朱印地1石6斗が安堵された。

当社は、JR身延線・市川大門駅の南西400mの小さな丘の上にある。小丘全体が境内で広々としているため、旧社格の村社には違和感があり、サイズ的には大きめの郷社、小さめの県社といったところ。大きめの真っ赤な社殿と、社殿周りは随神門、境内社、御神木の巨木などがあり、俗世間と隔絶した神聖な空気が漂っている。

今回は、甲斐國の式内社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分たち以外に特に参拝者はいなかった。
一宮浅間神社の建物その他
境内北西角からの境内全景。小丘全体が境内になっている。
一宮浅間神社の鳥居
境内入口の<鳥居>と<社号標>。この後階段を登っていく。
一宮浅間神社の建物その他
階段を登り切ったところ。真っ赤な隋神門が遠くに見える。
一宮浅間神社(山梨県)
参道左手少し離れたところにある建物。<宝物庫>かな。
一宮浅間神社の建物その他
参道上にある<神橋>。
一宮浅間神社の手水
参道右側にある<手水舎>。不思議な形をした手水盤に刻まれた年号は寛政三年(1791年)。びっくり。(;゚Д゚)
一宮浅間神社の建物その他
手水舎付近にある<依田重(十)左衛門安清の生祠>。江戸中期18世紀前半に村難を救った依田重左衛門安清に京都吉田家から神位が与えられ、生き神様として子の安春が生祠を建立したもの。
一宮浅間神社の山門
神域入口の<隋神門>。
一宮浅間神社(山梨県)
隋神門をくぐったところ。社殿は一段高いところにある。
一宮浅間神社の狛犬
参道左側の<狛犬>。
一宮浅間神社の狛犬
参道右側の<狛犬>。
一宮浅間神社の本殿
<拝殿>全景。桁行五間、梁間三間、入母屋造、平入、瓦葺。真っ赤な躯体が色鮮やか。
一宮浅間神社の本殿
<拝殿>正面。扁額はなし。黒い扉が見た目をぐっと引き締めている。賽銭箱の右側に御朱印が入った箱が置いてある。
一宮浅間神社の本殿
<拝殿>内部。「浅間大神」と「熊野大権現」の扁額が掛かっている。
一宮浅間神社(山梨県)
<社殿>全景。
一宮浅間神社の本殿
拝殿後ろの<本殿>。江戸時代中期1703年の造替、三間社流造、銅板葺。本殿と拝殿は、梁間一間桁行二間両下造(りょうさげづくり)の通廊で接続。
一宮浅間神社の建物その他
拝殿に向かって右側の様子。石製所小が並ぶ。左から2番目の石碑は、荒井清兵衛顕道の生祠。
一宮浅間神社(山梨県)
上写真の左端の建物に祀られている地蔵像。
一宮浅間神社の鳥居
地蔵像の前にある小さめの木製六脚鳥居。
一宮浅間神社の末社
鳥居をくぐり、階段を登り切ったところにある境内社。社名は不明。
一宮浅間神社の建物その他
境内社から見た境内の様子。
一宮浅間神社(山梨県)
社殿の左側にある石製小社群と石碑。
一宮浅間神社(山梨県)
拝殿に向かって左側の様子。たくさんの石製小社が並ぶ。
一宮浅間神社の自然
木製六脚鳥居の近くに立つ<御神木>。
一宮浅間神社の本殿
最後に<社殿>全景。境内はよく掃き清められ、建物類もよく手入れされていて、清々しい気持ちになる~♪ (^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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