えりんじ
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恵林寺ではいただけません
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恵林寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年04月11日(月)
参拝:2022年3月吉日
【甲斐国 古刹巡り】
恵林寺(えりんじ)は、山梨県甲州市塩山小屋敷にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は乾徳山(けんとくさん)。本尊は釈迦如来。甲斐百八霊場第九番。甲斐武田氏の菩提寺。四脚門等は国指定の重要文化財。庭園は国の名勝。
創建は鎌倉時代末期の1330年、甲斐国守護職・二階堂出羽守貞藤(道蘊:どううん)が笛吹川上流の所領牧ノ荘を寄進し、五山派の夢窓疎石を招いて開山。私邸を禅院としたのが始まり。当時は円覚寺派に属し、のち足利義満により関東準十刹の寺格を与えられた。応仁の乱で荒廃するも、1541年武田晴信(信玄)の崇敬を受けた快川紹喜の入山で寺勢を高め、1564年信玄自ら寺領を寄進し、当山を武田氏の菩提寺と定めた。1582年織田・徳川連合君による武田領侵攻により武田氏は滅亡し、当寺に逃げ込んだ佐々木次郎を匿い、焼討に遭った。この時、住持・快川紹喜(かいせんしょうき)が燃え上がる山門の上で発した『碧巌録』偈(げだ)、「安禅不必須山水、滅却心頭火自涼(安禅かならずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し)」は有名。のちに甲斐国を領有した徳川家康は武田遺臣を庇護し、当寺を再建した。
当寺は、JR中央本線・塩山駅の北北西3kmほどの平地にある。山梨県の観光名所の一つなので、周囲には観光客向けの飲食店が立ち並び、観光バスが集まるバス停もある。境内は広々としていて、立ち並ぶ伽藍も趣があり、古木も多く立っている。有料拝観の見どころは武田信玄を祀ったエリア。伽藍裏手(北側)の国の名勝にもなっている庭園は、枝垂れ桜の巨木が中心のようで、参拝時はまったく花がなく、少し寂しい感じだった(落葉樹が多いようで、冬以外の季節が良いのかも)。
今回は、山梨県の人気観光地、甲斐武田氏の菩提寺ということで参拝することに。参拝時は休日の昼ごろで、家族連れを中心に割と多くの観光客が訪れていた。
メイン境内の入口、四脚門から100mほど南にある、「乾徳山恵林禅寺」と刻まれた<寺号標>(右)。
左側の石碑には「武田信玄公廟所」とある。
左側の石碑には「武田信玄公廟所」とある。
駐車場を突っ切ると、境内入口の<黒門>。
山門をくぐり、参道を進む。
メイン境内の入口にある<赤門(四脚門)>。徳川家康の再建と伝わる。国指定の重要文化財。
斜めから<四脚門>。扁額には「乾徳山」の文字。
四脚門をくぐり、参道を進む。
参道の右手にある庭園。
参道正面に現れる<三門>。織田信長の焼き討ちで壮絶な火定を遂げた快川和尚の遺偈が掲げられている。
三門をくぐったところから伽藍を望む。
参道の突き当りにある<開山堂>。夢窓疎石、快川紹喜、末宗瑞曷(まっしゅうずいかつ)の三像を安置。
参道の右手にある<鐘楼堂>。
開山堂の右手にある伽藍エリア入口。
入口から入ると、左が<禅堂>、右が<大庫裏>。
禅寺でも珍しい日本有数の<大庫裏>。信長の焼討後、徳川家康が再建、明治時代に火災で焼失、現在のものは明治末期に再建。有料拝観エリアには、この<大庫裏>から入る。
ここから有料拝観エリア。①本堂→うぐいす廊下、②武田不動尊像、③武田信玄公墓所、④柳沢吉保公墓所、⑤庭園(夢窓国師築庭)を拝観できる。
大庫裏から方丈への渡り廊下から<中庭>を望む。
南側の<方丈庭園>。
方丈の扉から内部をのぞく。
方丈の扉の彫刻。
南側の<方丈庭園>。
方丈の西側にある<うぐいす廊下>。うぐいす張りという、人が床の板の上を歩く事によりきしみ音が鳴るようにつくられている。
この先(写真左手)には<武田信玄公墓所>と<柳沢吉保公墓所>がある。撮影は禁止。
この先(写真左手)には<武田信玄公墓所>と<柳沢吉保公墓所>がある。撮影は禁止。
北側の庭園近くにある、<開基二階堂道蘊の供養塔>。
北側の<恵林寺庭園>。国の名勝。
京都嵯峨野の天龍寺、嵐山の西芳寺(苔寺)庭園とともに、夢窓国師の代表的な築庭庭園として有名。
京都嵯峨野の天龍寺、嵐山の西芳寺(苔寺)庭園とともに、夢窓国師の代表的な築庭庭園として有名。
庭園の東側にある<小庫裏>。
小庫裏の一室<八街門座敷>。
巨大な<庫裏の鬼瓦>。
有料拝観エリアを出て、開山堂の西側を見て廻る。南側の庭園に入る門。
門と方丈。
南側の庭園の外壁近くにある鎮守社。
開山堂に向かって左手にある<三重之塔>。
三重塔近くから、北西に伸びる<武田不動尊>の参道。
参道の突き当りには武田不動尊へのの門がある。「明王殿」の扁額。
奥には、武田信玄公が生前に対面で摸刻させたという、等身大の不動明王が安置されており、「武田不動」として尊崇されている。
奥には、武田信玄公が生前に対面で摸刻させたという、等身大の不動明王が安置されており、「武田不動」として尊崇されている。
武田不動尊近く、境内西端にある<経堂>。
最後に<開山堂>と<方丈>。
三門の手前まで戻って、庭園そばにある門前そば屋。お腹が空いてきた...(^_^;)
そば屋でいただいた<ほうとう>。(o^―^o)
三門そばの桜の木。花が三分咲きぐらい。
門前茶屋前の庭園。非常に美しい~♪ (^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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