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たかおほみじんじゃ

高尾穂見神社のお参りの記録一覧
山梨県 塩崎駅

惣一郎
2022年04月29日(金)
1269投稿

【甲斐國 式内社巡り】

穂見神社(ほみ~)は、山梨県南アルプス市高尾にある神社。式内社で、旧社格は郷社。祭神は保食神。通称は「高尾山穂見神社」、別称は「高尾山」、「山の高尾」。

創建は不詳。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐國 巨麻郡 穂見神社 小」の論社になっている。他の論社としては、穂見神社(韮崎市旭町)、穂見神社(韮崎市穴山町稲倉)、八幡穂見神社(中央市布施)、穂見諏訪十五所神社(北杜市長坂町長坂)がある。古くから資本金授与の宮として知られ、遠くは東京や長野でも「高尾講」が組成され、参拝者が訪れた。

当社は、JR身延線・常永駅の西方12kmほどの、甲府盆地の西方にある櫛形山北東山腹の標高800mの位置にある高尾集落の外れにある。鳥居から社殿周りへのアプローチは丘の斜面で、平らな社殿周りの境内には、社殿、神楽殿などがみっちり詰まって建っている。当地域は古くから神楽が盛んだそうで、当社には神楽殿が2つあるのも面白い。社殿含め建物が古く趣があって、悠久の時間を感じさせてくれる。

今回は、甲斐國の式内社ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分たち以外にも参拝者が何組か訪れていた。

高尾穂見神社の鳥居

境内東端全景。斜面の下から見上げたところ。
南アルプス市の市街地から、くねくねワインディングロードを数十分駆け上がった山あいにある。

高尾穂見神社の手水

参道左側の<手水舎>。

高尾穂見神社(山梨県)

ひときわ立派な<一の鳥居>。木製六脚鳥居で、扁額と柱に庇・屋根が付いている。

高尾穂見神社(山梨県)

参道を進む。

高尾穂見神社(山梨県)

参道右側の景色。のどかな草原。(o^―^o)

高尾穂見神社の鳥居

つづいて<二の鳥居>。

高尾穂見神社の山門

さらに進むと<隋神門>。

高尾穂見神社の像

左側の<吽形随神像>。

高尾穂見神社の像

右側の<阿形随神像>。けっこうリアルな表情。

高尾穂見神社(山梨県)

隋神門の左側に並ぶ石製小社群。

高尾穂見神社の本殿

隋神門をくぐり、階段を上がったところから社殿を望む。境内地は建物でみっちり詰まっている感じ。

高尾穂見神社の建物その他

まず存在感が半端ない、参道左側の<神楽殿>。明治時代1891年の建立で、桁行一間、梁間一間、四面入母屋造、軒に唐破風付。

高尾穂見神社(山梨県)

神楽殿の左奥にある<神馬舎>。

高尾穂見神社の建物その他

参道右側にも<神楽殿>。2つも神楽殿があるのは、かつては神楽が相当盛んだったのかな。

高尾穂見神社の本殿

<拝殿>全景。瓦葺の屋根は新しそうだが、躯体と色が馴染んでいて落ち着いた見た目。

高尾穂見神社の本殿

<拝殿>正面。躯体の木材は相当年季が入っている感じがする。

高尾穂見神社の狛犬

階段を上がって賽銭を投げようとすると、意外にも賽銭箱奥に<狛犬>。

高尾穂見神社の狛犬

左側の<狛犬>。見た目がめちゃくちゃかわいい!(o^―^o)

高尾穂見神社の狛犬

右側の<狛犬>。口を開けると少しは怖く見えるかも...(^_^;)

高尾穂見神社の本殿

<拝殿>内部。天上の枡一つ一つに絵が描かれているところなどは凝っている。

高尾穂見神社(山梨県)

賽銭箱左側の扁額、絵馬など。

高尾穂見神社の本殿

拝殿後ろの<本殿>。江戸時代初期1665年の建立で、三間社流造。桃山様式の豪壮なもの。近年屋根を銅板葺とした。

高尾穂見神社の建物その他

拝殿と左右の建物は屋根付きの廊下で繋がっている。社殿前の神域全体が四角く囲まれている感じ。

高尾穂見神社の建物その他

最後に、当社で最も印象に残る<神楽殿>。(^▽^)/

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