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石造庚申塔ではいただけません
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石造庚申塔のお参りの記録(1回目)
山口県四辻駅

投稿日:2020年03月28日(土)
参拝:2020年3月吉日
石造庚申塔


山口市指定有形文化財

「“庚申”の夜は“三尸虫”が寝た体から出た
天帝にその人の罪過を告げるそのため
この夜は“庚申講”など仲間が集まって
夜通し昔話や世間話をして夜を胡かす

この石塔は花崗岩製で、笠があり、
台石の上に立つ
塔身の正面を舟形に彫りくぼめ
邪鬼を踏まえた青面金剛像を薄肉彫りする
上方に日月、下方に三猿、雌雄の鶏が
彫られている

石像右端に“元録五庚猿年華摘各中逆修”とある
総高160cm 塔身正面幅55.5cm 側面幅26cm 高さ125cmである。
 県下最古の刻銘のある庚申碑で、貴重な民俗資料である
山口市教育委員
石造庚申塔の建物その他
正八幡宮の東の参道入口にあります
石造庚申塔の本殿
庚申信仰を自分なりにまとめると

中国の道教から伝わって日本式に
伝承されて来たもので
60日毎にやってくる
庚申(かのえさる-こうしん)の日の夜に 
人間の腹の中にいる3匹の虫が
人が眠っている隙に体内から抜け出して
天帝さまにその人の罪を報告する…
天帝さま(閻魔大王?)はそれぞれの人の
罪を記録した台帳を持っていて
記録が増えると命を奪うという…
そこで庚申の夜は虫が逃げ出さないように
酒宴などを開き寝ずに過ごす…
このような行事が一般庶民にも広がって
至る所に庚申塚や塔が建てられたようです
もっとも明治時代以降 
信仰は迷信だという政府によって
その多くは取り壊され
破壊や撤去を逃れたものが
わずかに残るというのが現状…
そのように解釈しました^ ^
石造庚申塔の仏像
こちらが庚申塔と思われます
石造庚申塔の地蔵
塔身の正面の舟形に掘りくぼめ
青面金剛像を薄肉彫り…

庚申信仰では青面金剛と呼ばれる独特の
神体を本尊としますが インドの
ヴィシュヌ神が転化したもの 
ではないかとされています

また日本では神道の猿田彦大神と
結びつくことがことが多くこれは
庚申の申=猿→猿田彦に通じたことと
猿田彦が塞の神とも同一視され
これを塞神→幸神→こうしん→庚申と
読み得たことが原因になっているとも…

いずれせよ 広める為にはみんなが
理解 納得できるものに置き換えられた
ということだと思います
これがいろいろ複雑ではあるけれど
お好きな人には堪らないところだと
思います^ ^

石造庚申塔の建物その他
下方の三猿…
他は自分では確認できなかった

猿が庚申の使いとされたのは
庚申の申(さる)からきているようで
三猿が添え描かれることが多かったようです
石造庚申塔の建物その他
石造庚申塔の塔
石造庚申塔の建物その他

すてき

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