耕田院の日常(401回目)|山形県羽前大山駅
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投稿日:2024年03月07日(木)
輪橋山徒然話2024-3-6. 「ふたを閉めた状態でボールを箱に入れる」
◆ラテラルシンキングとは、別名、水平思考という。論理的思考と正反対の思考方法だ。
◆その問題は、次のような場面を想定したものになる。
問い
あなたは一つの大きな箱と、その箱に入れるための小さなボールを持っている。しかし、ボールを箱に入れるためには、箱の蓋を閉めたままでなければならないという条件がつく。さて、ふたを閉めた状態でボールを箱に入れるにはどうするか?
◆普通に考えれば、ボールを箱に入れてから蓋を閉める。しかし、蓋を閉めた状態でボールを箱に入れるのだ。これがラテラルシンキングの問いなのだ。つまり、一旦従来の方法やアプローチから離れて考えていこうとするのがねらいなのだ。
◆この問題にしても、一見すると不可能に思えるかもしれないが、「蓋が閉じたままでボールを入れる」という無理難題の条件を受けいれれば、箱の一部を切り取って、そこからボールを中に入れるという方法に行き着くだろう。あるいは、箱の底を予め抜いておくなどもありそうだ。つまり、「蓋が閉じたままでボールを入れる」という無理難題を受け入れ、それに則り思考実験するのだ。当然、新しい発想が生まれそうだ。
◆ラテラルシンキングは、標準的な方法や思考ではなく、一旦条件を受け入れたのちに多方面からのアプローチをし、考え、より創造的でユニークな解決策を見つける思考方法なのだ。この方法は、まず、「無理だ」という固定観念を排除し、受け入れることが大事なのだ。そして、ラテラルシンキングは、解決不能な困難な問題に直面したときにこそ生きる思考法なのである。
◆さて、実際の場面で困難をラテラルシンキングで成功した話がある。
お店を繁盛させたいと思った町の薬屋が、客寄せとしてお猿さんをデパートから買ってきた。店頭のお猿さんに子どもたちは興味津々だったが、しかし、肝心の大人たちは店の前を素通りしていく。
薬屋の猿の客寄せは失敗に見えた。
しかし、近隣の小学校にある声がけを行い始めた途端、一気に薬屋は繁盛し始めた。一体、薬屋はどんな方法をとったのだろう。
◆実は、近隣の小学校に「子ども一人で見に来るのは危ないので、親子連れで来てください」と申し入れたのだ。つまり、子どもが危ないので大人と一緒に来てもらうという告知をし、大人を無理やり来させる仕掛けを考えたのだ。
◆これは、一発逆転の発想だった。この子どもだけでなく大人の集客に成功したのだ。これが日本全国に展開する「マツモトキヨシ」はラテラルシンキングのお手本だ。
◆この「マツモトキヨシ」のアイデアの主は松戸市の市長になり、役所に「何でもすぐやる課」を立ち上げたことでも有名である。
◆さて、ラテラルシンキングの問題を一つ
10個のオレンジを3人で平等分ける方法を3つ以上考えなさい。演習では、3×3の枠を作り真ん中に問題を入れ、8個のアイデアを書き入れることから始めるそうだ。
◆アラ60の我々の硬直した脳を活性化させるにもよい思考法だ。
#輪橋山徒然話
#心は大山
#ラテラルシンキング
#マツモトキヨシ
#思考実験
◆ラテラルシンキングとは、別名、水平思考という。論理的思考と正反対の思考方法だ。
◆その問題は、次のような場面を想定したものになる。
問い
あなたは一つの大きな箱と、その箱に入れるための小さなボールを持っている。しかし、ボールを箱に入れるためには、箱の蓋を閉めたままでなければならないという条件がつく。さて、ふたを閉めた状態でボールを箱に入れるにはどうするか?
◆普通に考えれば、ボールを箱に入れてから蓋を閉める。しかし、蓋を閉めた状態でボールを箱に入れるのだ。これがラテラルシンキングの問いなのだ。つまり、一旦従来の方法やアプローチから離れて考えていこうとするのがねらいなのだ。
◆この問題にしても、一見すると不可能に思えるかもしれないが、「蓋が閉じたままでボールを入れる」という無理難題の条件を受けいれれば、箱の一部を切り取って、そこからボールを中に入れるという方法に行き着くだろう。あるいは、箱の底を予め抜いておくなどもありそうだ。つまり、「蓋が閉じたままでボールを入れる」という無理難題を受け入れ、それに則り思考実験するのだ。当然、新しい発想が生まれそうだ。
◆ラテラルシンキングは、標準的な方法や思考ではなく、一旦条件を受け入れたのちに多方面からのアプローチをし、考え、より創造的でユニークな解決策を見つける思考方法なのだ。この方法は、まず、「無理だ」という固定観念を排除し、受け入れることが大事なのだ。そして、ラテラルシンキングは、解決不能な困難な問題に直面したときにこそ生きる思考法なのである。
◆さて、実際の場面で困難をラテラルシンキングで成功した話がある。
お店を繁盛させたいと思った町の薬屋が、客寄せとしてお猿さんをデパートから買ってきた。店頭のお猿さんに子どもたちは興味津々だったが、しかし、肝心の大人たちは店の前を素通りしていく。
薬屋の猿の客寄せは失敗に見えた。
しかし、近隣の小学校にある声がけを行い始めた途端、一気に薬屋は繁盛し始めた。一体、薬屋はどんな方法をとったのだろう。
◆実は、近隣の小学校に「子ども一人で見に来るのは危ないので、親子連れで来てください」と申し入れたのだ。つまり、子どもが危ないので大人と一緒に来てもらうという告知をし、大人を無理やり来させる仕掛けを考えたのだ。
◆これは、一発逆転の発想だった。この子どもだけでなく大人の集客に成功したのだ。これが日本全国に展開する「マツモトキヨシ」はラテラルシンキングのお手本だ。
◆この「マツモトキヨシ」のアイデアの主は松戸市の市長になり、役所に「何でもすぐやる課」を立ち上げたことでも有名である。
◆さて、ラテラルシンキングの問題を一つ
10個のオレンジを3人で平等分ける方法を3つ以上考えなさい。演習では、3×3の枠を作り真ん中に問題を入れ、8個のアイデアを書き入れることから始めるそうだ。
◆アラ60の我々の硬直した脳を活性化させるにもよい思考法だ。
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