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耕田院の日常(362回目)山形県羽前大山駅

こんなはずじゃなかった

投稿日:2024年01月26日(金)
輪橋山徒然話 2024-1-26. アラ60 「綺麗」と「内的成熟」を目指すということ

◆加藤諦三さんの近著『「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き』を読んでいる。そのなかに「裸の王様化」ではなく「内的成熟」という表現が出てきた。

◆加藤諦三さんが言うには「我が人生に悔いなし」と言える人生の勝利者が、社会的成功を手にしたかで決まるわけではないというのだ。その理由は、「勝ち組人生」を送ってきた人でも、いつまでも「自分がすごい人間だ」と思い込んでいたら、「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになるからだという。

◆人生の最後の最後に「人生、こんなはずじゃなかった」と嘆くか、「我が人生に悔いなし」と言えるかは、仕事を離れた後の「人生の成熟期」にあるというのだ。

◆そして加藤諦三さんが示したキーワードは「普通の暮らしに感謝する」「他者と比較しない」「執着しない」。お釈迦さまの教えとリンクするこの考えが、人生の見方を変えさせ、老を輝かせて幸福を引き寄せるという。

◆「老を輝かせる」とは、いったいどういうことだろう。

◆まず、加藤諦三さんの主張は、「老後は嫌だ」というイメージに囚われてしまっているところが最大の問題点だという。例えば老は衰えだというの大きな偏見だという。中には、歳をとると醜くなると思い込んでいる若者がいて。「年をとってから生きるのは恥ずかしい」と言ったとか…。そんなことはないのだ。

◆加藤諦三さんは次のように言う。

若くて不器用な人でも、いつか「綺麗」と言われる日が来る。
70歳までそのままでいれば、美しい老人と言われる。
70歳になれば、「あの人、鼻が高いね」とか「肌が綺麗」とか人はいわない。
それよりも歳をとったたら…    

◆あなたなら、このあとにどんなことを続けるだろう。もちろん「お金がある」とか、「教養がある」とかではない。

◆こう続くのだ。

それよりも年をとったら、
歯をに磨いている、
毎日髪の毛を洗っている、それが大切になる。
そういう態度が好かれ、尊敬される。
老人には老人の楽しさがある。
若者の発想のままで老人になるから、不幸になる。

◆そして目指すべきは、「無常を理解する内的成熟」であるという。この内的成熟とは安らぎである。老いは成熟であって活力の低下ではないのだ。加藤諦三さんは、それは悩みを突き抜けた明るさであるという。

◆「アラ60」の生きる指針は「綺麗u
老人・めざせ内的成熟」だと思った。

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耕田院(山形県)

すてき

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