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耕田院の日常(321回目)山形県羽前大山駅

ダンゴムシの迷路脱出法

投稿日:2023年07月15日(土)
ダンゴムシの迷路脱出法 輪橋山徒然話 

◆公園の草むらや落ち葉の下にいるダンゴムシ。実は、足は14本あり虫のなかまでなく、エビやカニの仲間である。

◆枯れ葉を食べ、土に戻し、土を肥らすダンゴムシは森の保全や有機農業になくてはならない。今はどうだろう。以前は低学年教室には枯葉とダンゴムシが飼われていたものだ。

◆名前が示すようにダンゴムシは、自分の体をボールのように丸めて身を守る術を持つ。そさの様子もかわらしい。

◆そして、もう一つ「交替性転向反応」というすごい能力をもっている。

◆ダンゴムシの「交替性転向反応」とは、迷路の壁などで障害物にぶつかり進路を選択する際、「右左右左」、あるいは「左右左右」と交互の進路を選択する能力である。

◆その能力がどんなにすごいのかは、ちょっと立ち上がって試してみるとよくわかる。

◆試しに「右右右右」「左左左左」と同じ方向ばかり選んでみるとどうだろう。同じ場所に戻ってしまうのだ。つまり、「選択が同じだと」スタート地点に逆戻りするのだ。

◆議論や思考が進まず、同じところで巡っているさま、一向に物事が進展しないさまを「堂々巡り」というが、「右右右右」、これが堂々巡りだ。同じパターンで考え、同じ方向だけを選択していることが原因で泥沼にはまっている状態なのだ。

◆ダンゴムシさえ知っている堂々巡り「人は自分の泥沼に」なかなか気がつかない。

◆「だからこそ」である。「右左右左」、あるいは「左右左右」と前と逆の選択を時にはしてみるとよいと思う。迷路で言えばだんだんと出口に近づいていくのだ。 つまり、「交替性転向反応」は別世界、新天地、別のステージにいくための方法でもあるのだ。

◆「右右右右」にこだわり「交替性転向反応」ができないとすれば、それはまさしく心が凝り固まっている証拠だ。要注意だ。

◆たまにはいつも右に曲がるいつもの道を今日は反対に曲がってみる。さすれば違う景色が見えるだろう。 ちなみに、ダンゴムシのこの能力は、天敵などから「短時間でより遠くまで逃げる」のに適しているという。

★今朝も角を一つひとつ無くして「□→△→○」
◯瀬戸内寂聴さん説く。
「物事は変わる、時間は移ります」

◯あたふたしても、おろおろしても、歯をくいしばっても、静かにこらえても一日は一日。一年は一年。一生は一生なのだ。

さて、今日も一日「□△○」と角を一つひとつ無くして「健やかな」一日を。

いつもニコニコハラタテマイゾヤソワカ
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耕田院(山形県)

すてき

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