耕田院の日常(185回目)|山形県羽前大山駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2023年02月06日(月)
学食の鑑と給食がピンチだ。
◆からあげ丼の大盛りと小鉢2つ、それに豚汁を選んだ、1人暮らしの男子学生は「これだけ豪華にして500円ちょっとだったので、ありがたいです。
◆コロナ禍の休業で居酒屋のバイトに入れなくなったことがありました。生活費の中で一番削るのが簡単なので、食費で何とかしようと思ってしまうので、助かりますと。
◆去年の秋のNHKの記事だ。(なぜか、涙が…)そして、次のように続く。
◆この学生が通う東京国分寺市にある東京経済大学では、この夏に学生に食生活に関するアンケートを実施した。その回答に、
「コロナ禍でアルバイト収入が減って食事がとれない」
「仕送りを受けられないといった」
切実な声。最近では長引く価格高騰で食事を「1日1食」に切り詰める学生もいたという。
(物価高騰 「学校給食」や「学食」にも影響 NHK 2022年9月21日)。
◆こうした状況を受け大学では、後期授業が始まると大学内の食堂のすべてのメニューを30%引きで提供することにしたそうだ。大学に拍手喝采である。学食の鑑である。
◆人生の大半のお昼は「学校給食」で過ごした元教員の私が心配するのは「小中学校給食」の今後である。嘘か真か定かでないが、給食が以前よりも淋しいとの声があった。中身が、「侘しい」というのである。
◆さて、物価はそれほど厳しいのだろうか。吉野家の牛丼が448円だ。ちょっと前まで280円程で食べることができたのに。たまごと味噌汁で450円。つまり、インスタント味噌汁とたまご分が値上がりしているのだ。学校給食も同程度(280円程度)の値段とすると1.5倍の値上がりと充当することになる。62%でやりくりするのに等しいのだ。
◆「侘しさ」の中身は、例えば、「揚げ物」がへったそうだ。「油の高騰」が原因である。例えば、油18リットルが8500円から1万5000円に値上がりしたことによる。また、葉物の野菜も「白菜」ばかりとの声もあった。お楽しみのデザートも見ることがなくなったとか。
◆朝ごはんを食べず、給食を何より楽しみに学校に来ている子どもたちも多いはずだ。給食を食べた午後に落ち着いて勉強に集中する子どもたちだ。以前のように「おかわり」などあるのだろうか。
◆もう一つ心配なのは、「マスク」と「黙食」である。グループでの会食が主流だった給食は、一人一人が黒板の方を向いて「黙食」になって3年だ。給食指導が楽になったとは思うが、これが自然ではないし、健全でもない。
◆こんな文章にぶつかった。
「給食中は電気を消す 中高生」
これは衝撃だった。「沢木文さん 沼にはまる人々」 (ポプラ新書)
◆「たぶん食べてる時の顔を見られるのが嫌なんでしょうね。どこのクラスでもそうしています。電気をつけると消されてしまう。落ち着いて食べられないから消して欲しいと言われ、電気をつけるとマスクをつけて弁当をしまう子もいるので、そうするしかない。」マスクへの依存度が高いのは中学生の 女子生徒が多いという。マスクを外した顔を友達に見られて そんな顔だったんだ もっと可愛いかと思ったなどと言われ一時的に不登校になってしまった生徒もいるそうだ。
◆コロコロ笑う中学生はそこにはいない。想像しただけで悲しくなる。今、教育の力量が問われている。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分りも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
◆からあげ丼の大盛りと小鉢2つ、それに豚汁を選んだ、1人暮らしの男子学生は「これだけ豪華にして500円ちょっとだったので、ありがたいです。
◆コロナ禍の休業で居酒屋のバイトに入れなくなったことがありました。生活費の中で一番削るのが簡単なので、食費で何とかしようと思ってしまうので、助かりますと。
◆去年の秋のNHKの記事だ。(なぜか、涙が…)そして、次のように続く。
◆この学生が通う東京国分寺市にある東京経済大学では、この夏に学生に食生活に関するアンケートを実施した。その回答に、
「コロナ禍でアルバイト収入が減って食事がとれない」
「仕送りを受けられないといった」
切実な声。最近では長引く価格高騰で食事を「1日1食」に切り詰める学生もいたという。
(物価高騰 「学校給食」や「学食」にも影響 NHK 2022年9月21日)。
◆こうした状況を受け大学では、後期授業が始まると大学内の食堂のすべてのメニューを30%引きで提供することにしたそうだ。大学に拍手喝采である。学食の鑑である。
◆人生の大半のお昼は「学校給食」で過ごした元教員の私が心配するのは「小中学校給食」の今後である。嘘か真か定かでないが、給食が以前よりも淋しいとの声があった。中身が、「侘しい」というのである。
◆さて、物価はそれほど厳しいのだろうか。吉野家の牛丼が448円だ。ちょっと前まで280円程で食べることができたのに。たまごと味噌汁で450円。つまり、インスタント味噌汁とたまご分が値上がりしているのだ。学校給食も同程度(280円程度)の値段とすると1.5倍の値上がりと充当することになる。62%でやりくりするのに等しいのだ。
◆「侘しさ」の中身は、例えば、「揚げ物」がへったそうだ。「油の高騰」が原因である。例えば、油18リットルが8500円から1万5000円に値上がりしたことによる。また、葉物の野菜も「白菜」ばかりとの声もあった。お楽しみのデザートも見ることがなくなったとか。
◆朝ごはんを食べず、給食を何より楽しみに学校に来ている子どもたちも多いはずだ。給食を食べた午後に落ち着いて勉強に集中する子どもたちだ。以前のように「おかわり」などあるのだろうか。
◆もう一つ心配なのは、「マスク」と「黙食」である。グループでの会食が主流だった給食は、一人一人が黒板の方を向いて「黙食」になって3年だ。給食指導が楽になったとは思うが、これが自然ではないし、健全でもない。
◆こんな文章にぶつかった。
「給食中は電気を消す 中高生」
これは衝撃だった。「沢木文さん 沼にはまる人々」 (ポプラ新書)
◆「たぶん食べてる時の顔を見られるのが嫌なんでしょうね。どこのクラスでもそうしています。電気をつけると消されてしまう。落ち着いて食べられないから消して欲しいと言われ、電気をつけるとマスクをつけて弁当をしまう子もいるので、そうするしかない。」マスクへの依存度が高いのは中学生の 女子生徒が多いという。マスクを外した顔を友達に見られて そんな顔だったんだ もっと可愛いかと思ったなどと言われ一時的に不登校になってしまった生徒もいるそうだ。
◆コロコロ笑う中学生はそこにはいない。想像しただけで悲しくなる。今、教育の力量が問われている。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分りも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
すてき
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住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、情報を発信しようという気持ちになりますし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。