耕田院の日常(150回目)|山形県羽前大山駅
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楽しみ方投稿日:2022年12月31日(土) 05時03分51秒
◆今年最後のバイアスは、「責任のバイアス」。一言でいえば「人に厳しく自分に甘い」ということ。
◆「この玉手箱は決して開けてはなりません」といわれたのに、浦島太郎はあけてしまう。このお話のテーマは、人間という生き物が「絶対にダメだ」といわれると、それに逆らいたくなる代物だということだ。たとえやさしく「こうしたほうがいいよ」といわれても「いやだ」と逆らってしまうのだ。前にPOSTした「リアクタンスのバイアス」という。簡単にいえば「天邪鬼(あまのじゃく)のバイアス」だ。悲しいかなこれも人間だ。これが前回のバイアス。
◆どうやら、この様々なバイアスがよりよい生き方を阻害する原因だ。だからこそ、人間を混乱させている一つ一つの「バイアス」を自省とともに明らかにしていくことが、自分も含めた人間をより深く知る切り口になりそうだと最近よく思う。
◆それでは一つ、自己チェックをしてみよう。
チェック
この世の中は、「まず相手がいて、自分がいる」のか、または「まず自分がいて、相手がいる」のか。
◆「まず相手」がと考える人は、「他に生かされている」と思える人であり、合格だ。「まず自分」と考える人は、「自己中心」な人ということになる。
◆この「まず自分」と考える人は、当然、人間関係がうまくいかなくなる。必ず壁にぶつかる。道理である。そして、こんな言葉を発する。
「どうしてなんだ。いつもそうだ。」
「俺ばっかり損してる」
「あいつばっかりがほめられる」
このように言っているうちには解決しない。
「私の方が頑張っている!」
「私ばっかり我慢している!」
このような夫婦喧嘩も埒が明かない。
◆しかし、このチェックで「まず自分」と答え、不合格となった人はいないだろう。たぶん「まず相手」のことを考えると答えた人が圧倒的に多いはずだ。しかし、そうであれば、この世にトラブルなどないはずだ。でも、この世の中は、トラブルと人間関係に悩む人に溢れている。相談者の悩みも夫婦喧嘩もなくならない現実をどう考えればよいのだろうか。
◆その原因も「バイアス」で説明できるのだ。
◆「責任のバイアス」という。この「責任のバイアス」とは、「自分の能力は平均以上であり、貢献度は高い」と思い込むことだ。自分を過大評価し他人を過小評価する。つまり「常に人に厳しく、自分に甘い」ということだ。きっと誰しも心あたりがあるはずだ。
◆だから、「しまった」と思っても、「このバイアスが働き」、「あなたのそこが悪いから」と「粗探しとしか思えないような言い訳まで探し」、挙句の果てにそう固く思い込んでしまうのだ。「人に厳しく、自分に甘い」、それが素(す)の人間の本性なのである。その結果、相手の真実を見誤ってしまうのだ。
◆そもそも「人間とはどんな生き物なのか」ということを、よくよく勉強して、自覚しないと何度も同じ過ちを繰り返してしまいそうだ。場合によっては、全く気が付かず「バイアスに操られ」一生そのループの中で苦しむことになってしまう。
◆「バイアス」とは脳の「思い込み」、「錯覚である」。確認しておくべきことは、この思い込みは万人に共通しているということである。
◆一年の最後の朝に、自分とは、そもそも、そういうものだと戒めていかねばならないと考えた。
◆最後までありがとうございました。
今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
◆「この玉手箱は決して開けてはなりません」といわれたのに、浦島太郎はあけてしまう。このお話のテーマは、人間という生き物が「絶対にダメだ」といわれると、それに逆らいたくなる代物だということだ。たとえやさしく「こうしたほうがいいよ」といわれても「いやだ」と逆らってしまうのだ。前にPOSTした「リアクタンスのバイアス」という。簡単にいえば「天邪鬼(あまのじゃく)のバイアス」だ。悲しいかなこれも人間だ。これが前回のバイアス。
◆どうやら、この様々なバイアスがよりよい生き方を阻害する原因だ。だからこそ、人間を混乱させている一つ一つの「バイアス」を自省とともに明らかにしていくことが、自分も含めた人間をより深く知る切り口になりそうだと最近よく思う。
◆それでは一つ、自己チェックをしてみよう。
チェック
この世の中は、「まず相手がいて、自分がいる」のか、または「まず自分がいて、相手がいる」のか。
◆「まず相手」がと考える人は、「他に生かされている」と思える人であり、合格だ。「まず自分」と考える人は、「自己中心」な人ということになる。
◆この「まず自分」と考える人は、当然、人間関係がうまくいかなくなる。必ず壁にぶつかる。道理である。そして、こんな言葉を発する。
「どうしてなんだ。いつもそうだ。」
「俺ばっかり損してる」
「あいつばっかりがほめられる」
このように言っているうちには解決しない。
「私の方が頑張っている!」
「私ばっかり我慢している!」
このような夫婦喧嘩も埒が明かない。
◆しかし、このチェックで「まず自分」と答え、不合格となった人はいないだろう。たぶん「まず相手」のことを考えると答えた人が圧倒的に多いはずだ。しかし、そうであれば、この世にトラブルなどないはずだ。でも、この世の中は、トラブルと人間関係に悩む人に溢れている。相談者の悩みも夫婦喧嘩もなくならない現実をどう考えればよいのだろうか。
◆その原因も「バイアス」で説明できるのだ。
◆「責任のバイアス」という。この「責任のバイアス」とは、「自分の能力は平均以上であり、貢献度は高い」と思い込むことだ。自分を過大評価し他人を過小評価する。つまり「常に人に厳しく、自分に甘い」ということだ。きっと誰しも心あたりがあるはずだ。
◆だから、「しまった」と思っても、「このバイアスが働き」、「あなたのそこが悪いから」と「粗探しとしか思えないような言い訳まで探し」、挙句の果てにそう固く思い込んでしまうのだ。「人に厳しく、自分に甘い」、それが素(す)の人間の本性なのである。その結果、相手の真実を見誤ってしまうのだ。
◆そもそも「人間とはどんな生き物なのか」ということを、よくよく勉強して、自覚しないと何度も同じ過ちを繰り返してしまいそうだ。場合によっては、全く気が付かず「バイアスに操られ」一生そのループの中で苦しむことになってしまう。
◆「バイアス」とは脳の「思い込み」、「錯覚である」。確認しておくべきことは、この思い込みは万人に共通しているということである。
◆一年の最後の朝に、自分とは、そもそも、そういうものだと戒めていかねばならないと考えた。
◆最後までありがとうございました。
今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
すてき
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