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耕田院の日常(97回目)山形県羽前大山駅

昆虫食

投稿日:2022年11月05日(土)
◆国連WFPの発表によると、生命や生活に差し迫った危険を及ぼし、緊急の支援が必要とされる深刻な飢餓(急性食料不安)に苦しむ人々の数は、2022年、世界82カ国で3億4500万人に達する。 新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年と比べて、約2億人の増加だ。毎晩空腹で床に就く人の数は世界で8億2,800万人を超えたという。

◆そして、ウクライナでの戦争を受け、事態が一段と悪化している。食料と肥料の価格がますます上がり、輸入業者が打撃を被っている。生産者もそうだ。化学肥料の値上がりが話題に上がる。

◆一昨日の地方紙のコラムに昆虫食の自動販売機が取り上げられていた。

◆メッキ加工品販売のハイジェント(東京・渋谷)は生産子会社ハイジェントテクノロジー山形工場(山形県新庄市)で食用コオロギの養殖事業に乗り出し、増産体制を確立した。「コオロギ飼育は環境にも優しい」(ハイジェント)といい、新たな収益の柱に育て、海外工場での増産も視野に入れているそうだ。

◆このコオロギ養殖の餌には、廃棄処分されてきたJAの野菜などを活用するなど、SDGSを念頭においた企業スタイルを堅持している。

◆県産コオロギの第1弾商品は、マッシュルームとニンニクの風味を利かせたコオロギの形を残したままの「煮干し」で、サクサクした食感が特徴。商品名は「山形こおろぎ ガーリックマッシュルーム味」。県内産のマッシュルームスライス、ニンニクを組み合わせ、ご当地にこだわったという。

◆コオロギ養殖の魅力を担当者は「1ヶ月で1000倍の大きさに育つこと」だという。1mgの卵から1gの成虫に育つのだ。卵も1匹の雌から1500〜2000個生まれ、増やそうと思ったらいくらでも増やせるという。

◆驚いたのは、自動販売機のラインアップの中に、京都や広島のコオロギと並んで、タイ産の「スコーピオン」と「タランチェラ」があったことだ。いずれも1700円で大人気だという。自動販売機から買った「タランチェラ」でパスタを作っている動画があったが、そのまま一匹「タランチェラ」が入っていた。

◆この調子できっと、人類は、地球上のものを全て食べ尽くしてしまうのだろうか。

◆養殖はヨーロッパイエコオロギやフタホシコオロギ(奄美大島)。逃げ出せば在来種への影響も考えられる。最適に温度に保ち、管理する熱エネルギー。餌、病気などの問題点はまだまだありそうだ。
耕田院(山形県)

すてき

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