耕田院の日常(55回目)|山形県羽前大山駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2022年09月25日(日)
◆脳科学者J・B・テイラー博士(ハーバード大)は、脳卒中を発症した。その時に、左脳の血管が破裂し、機能を失った。テイラー博士は、その時のことを、歩けず、話せず、記憶力も読み書き能力も失い、まるで「大人の体をした赤ん坊」になったかのようだったと語っている。だが、脳の残りの50%を司る「右脳」が、テイラー博士の意識を掌握し、驚く体験をしていた。
◆脳の半分を失ってしまったのに「私の魂は巨大なクジラが静かな幸福の海を泳ぐように自由に飛翔しました。そして、私はニルヴァーナを見たのです」と語っている。「ニルヴァーナ」とは、言うまでも無い。悟りの境地ということだ。テイラー博士は、痛み、苦しみではなく、最高の幸福感の中にあったというのだ。
◆この闘病は8年間も続いたという。
◆テイラー博士は、失われた左脳の働きを、「すべて過去に学んだことに基づき判断を下すこと」、つまり、物事を「正しい、間違い」、「良い、悪い」で判断する役割を持つとした。理性的に考え、言葉を利用する脳であると。
◆反対に、右脳を「現在・今」がすべてであり、映像で考え、自分の体の動きから運動感覚で学ぶ。物事のありのままを受け取る。「正しい、間違い」「良い、悪い」で判断するのではなく、イメージを思い描いて、全体像を認知する脳だという。
◆つまり、右脳とは以下なのだ。
人に共感したり、他人の身になって考えてみたり、感情移入することができる。
新しい可能性を受け入れ、枠にとらわれず自由に考え、創造的である。
自分と他者の境界を認知しない。
あらゆることが相対的なつながりの中にあることを理解している。
感謝の気持ちで溢れており、満ち足りていて、慈しみ深い上、いつまでも楽天的。
◆これは、我々が求めている幸せ・理想、そのものではないか。
◆我々人間の左右の脳にはそれぞれ全く違う、正反対の働きがあり、それは、「頭蓋骨の中には、二人の異なる人格」が住んでいると同じことであると博士は表現している。
◆しかし、「左の脳」はいらないから切り取ってしまえとはいかない。我々が理性的に生きるためには、「左の脳」は絶対に必要なのだ。ということは、左右の脳をどのように調和させ、コントロールしていくかが課題なのである。今朝はここまで。
◉今朝も最後まで読んでいただいてありがとうございます。あなたの朝のこころにアプローチ。「ああなあさここ」でした。
◉深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◉「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
※令和3年11月帰省した長女が、お寺のインスタとして開設しました。娘の帰京後、お陰様で私(住職)がなんとか繋いでいます。「あなあさここ」とは「あなたの朝の心にアプローチ」の略です。目安ですが、朝4時30分に「朝4時半の住職の話」を投稿。朝6時30分にリールの投稿をしています。よろしくお願いします。
◆脳の半分を失ってしまったのに「私の魂は巨大なクジラが静かな幸福の海を泳ぐように自由に飛翔しました。そして、私はニルヴァーナを見たのです」と語っている。「ニルヴァーナ」とは、言うまでも無い。悟りの境地ということだ。テイラー博士は、痛み、苦しみではなく、最高の幸福感の中にあったというのだ。
◆この闘病は8年間も続いたという。
◆テイラー博士は、失われた左脳の働きを、「すべて過去に学んだことに基づき判断を下すこと」、つまり、物事を「正しい、間違い」、「良い、悪い」で判断する役割を持つとした。理性的に考え、言葉を利用する脳であると。
◆反対に、右脳を「現在・今」がすべてであり、映像で考え、自分の体の動きから運動感覚で学ぶ。物事のありのままを受け取る。「正しい、間違い」「良い、悪い」で判断するのではなく、イメージを思い描いて、全体像を認知する脳だという。
◆つまり、右脳とは以下なのだ。
人に共感したり、他人の身になって考えてみたり、感情移入することができる。
新しい可能性を受け入れ、枠にとらわれず自由に考え、創造的である。
自分と他者の境界を認知しない。
あらゆることが相対的なつながりの中にあることを理解している。
感謝の気持ちで溢れており、満ち足りていて、慈しみ深い上、いつまでも楽天的。
◆これは、我々が求めている幸せ・理想、そのものではないか。
◆我々人間の左右の脳にはそれぞれ全く違う、正反対の働きがあり、それは、「頭蓋骨の中には、二人の異なる人格」が住んでいると同じことであると博士は表現している。
◆しかし、「左の脳」はいらないから切り取ってしまえとはいかない。我々が理性的に生きるためには、「左の脳」は絶対に必要なのだ。ということは、左右の脳をどのように調和させ、コントロールしていくかが課題なのである。今朝はここまで。
◉今朝も最後まで読んでいただいてありがとうございます。あなたの朝のこころにアプローチ。「ああなあさここ」でした。
◉深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◉「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
※令和3年11月帰省した長女が、お寺のインスタとして開設しました。娘の帰京後、お陰様で私(住職)がなんとか繋いでいます。「あなあさここ」とは「あなたの朝の心にアプローチ」の略です。目安ですが、朝4時30分に「朝4時半の住職の話」を投稿。朝6時30分にリールの投稿をしています。よろしくお願いします。
すてき
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