おものいみじんじゃ
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小物忌神社(おものいみ~)は、山形県酒田市山楯にある神社(酒田市内には同名の神社が2カ所ある)。式内論社で、出羽国三之宮。旧社格は県社。祭神は級長津比古命(しなつひこ)、級長津比賣命(しなつひめ)、豊受比賣命の3柱。
創建は不詳。社伝によると、景行天皇の御代に武内宿禰が官籍に載せたとしている。平安時代の『日本三代実録』に、878年と880年に神階昇叙の記載のある「袁物忌神」に相当するとされている。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「出羽国 飽海郡 小物忌神社 小」の論社となっており、論社は他に飛澤神社(酒田市麓)、椙尾神社(鶴岡市馬町)など4社ある。1091年に源義家が東征の際に家臣の首藤主馬を大物忌神社と小物忌神社に使わして戦勝祈願し、戦勝後、太刀と鏑矢を奉納したと伝わる。その後しばらく廃れたが、江戸時代に入り庄内藩主・酒井氏により復興された。明治時代に入り、近代社格制度の下、まず村社になり、その後県社に昇格した。
当社は、JR羽越本線・砂越駅の東方3kmの、国道345号線近くの田園地帯の外れの山麓にある。鳥居は田んぼの中にあって、あぜ道のような参道を進むと森に入り、そこから階段を数十段上がったところに社殿がある。庄内地方特有なのか、社殿は大きく立派だが、後ろに本殿はない様式(拝殿・本殿が一体)。社殿周りは狭く、境内社もない様子。なにより草ぼうぼうなので歩き回ることはちょっと難しい。近くに仏教の堂宇や地蔵像群があるのは神仏習合の名残りか。
今回は、出羽国の三之宮、式内論社、旧県社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、自分たち以外には、参拝者は誰もいなかった。
※ネット情報では、数km離れた街中の某呉服店で御朱印が拝受できるということだったので行ってみたが、店主さんによるともう神職を止めてしまい、御朱印(はんこ)は氏子衆に引き渡してしまったとのこと。2019年頃まで拝受できたみたい。残念...涙
※当社境内は、2014年に公開された、佐藤健主演の日本映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』のロケ地になったとのこと。なるほど...
南北に走る国道345号線から数十m引っ込んだ場所にある境内入口。
<一の鳥居>と<社号標>。西向きに立っている。参道はアスファルト舗装してあり、車で入ることができる。
田んぼのあぜ道のような参道を進み、森に入ってすぐに駐車場らしき場所に着く。その先に小さな<二の鳥居>がある。
鳥居の右手にある<手水舎>。(水は出るのか不明)
鳥居の左手を向くと、鳥居と参道が見える。昼なお暗い感じで、サバイバル系の予感...(^_^;)
階段を少し上がると<三の鳥居>。方角からすると、南向きに建っている。
階段を登り切ったところ。想像以上に大きな<社殿>と<狛犬>が出迎えてくれる。思ったより整っていてひと安心。
境内の広さに比して、かなり大きい<狛犬>。どっしり型のオーソドックスなもので、割と新しいのかな。
<狛犬>の台座は明らかに新しく、左右両方に<村中安全>の願いが刻まれている。
<拝殿>全景。端正な造形で、サイズも大きく堂々としたもの。よく見ると屋根に落葉がなく、色褪せ・腐食もないため、丁寧に手入れされている様子。
<拝殿>正面。彫刻や彩色などはなく、簡素で質実剛健な感じ。<小物忌神社>の扁額の字体が面白い。
庄内地方では、拝殿・本殿一体型の社殿が散見されるので、拝殿の背後を見てみると、当社では<本殿>が建っている。
この木々が鬱蒼とした場所を考えると、屋根に枯葉が載っていないのはすごい。手入れの良さに驚き。
拝殿の上から境内西側を望む。熊笹みたいな草がぼうぼうで、散策する感じではない。
拝殿の上から境内東側を望む。こちらも同じ感じ。
境内には境内社は見かけなかったが、<月山・出羽山・湯殿山>の石碑があった。
境内東側に通路があって、その先に建物が見えたので行ってみる。
そこにあったのは、一つの小さな堂宇と数体の地蔵像と石碑類。かつての神仏習合の名残りかな。建物が新しいので、いまでも信仰が続いている様子。
二の鳥居近くにあった石碑類。左から順に<己巳>、<甲子>、<?倉大神社>。己巳、甲子は方角か、干支か?どう意味や思いがあるのかな?(^_^;)
名称 | 小物忌神社 |
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読み方 | おものいみじんじゃ |
ホームページ | https://genbu.net/data/dewa/omono_title.htm |
詳細情報
ご祭神 | 《主》級長津彦命,級長津姫命,豊受比売命 |
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創建時代 | 不詳 |
本殿 | 流造 |
Wikipediaからの引用
概要 | 小物忌神社(おものいみじんじゃ)は、山形県酒田市にある神社である。出羽国三宮で、旧社格は県社。酒田市内には同名の神社が2カ所にある。 |
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歴史 | 由緒[編集] 創建年代は不詳。社伝では景行天皇時代に武内宿禰が官籍に載せたとされている。大正2年(1913年)に刊行された『飽海郡誌 巻之六』によれば、もとは「三之宮大座明神」と称し、古来より鳥海山大物忌神社の第3王子とであるとされ、鳥海山大物忌神社が「春物忌」を行った後に当社においても3日間の「物忌」を行うのが慣わしになっていたと言う。 延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に小社として記載されているほか、元慶2年(878年)に従五位下勲七等の神階に昇叙され[1]、翌々年の同4年(880年)に更に従五位上に昇叙された[2]「袁物忌神」に相当すると見られている。 『山形縣神社誌』[3]で...Wikipediaで続きを読む |
アクセス | 交通[編集] JR羽越本線砂越駅から自動車で約10分 |
引用元情報 | 「小物忌神社」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E5%B0%8F%E7%89%A9%E5%BF%8C%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=83984308 |
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