北畠神社のお参りの記録(1回目)
山形県高瀬駅

山形日帰り➂ここは南北朝時代の南朝方の北畠親房公、北畠顕信公（親房の次男で顕家の弟）を祀る神社です。この辺りは南朝方、北畠と北朝方、吉良との闘いの地、観応2年（1351）の「阿谷あこやの陣」の古戦場です。。現在は「あこや」がなまった「荒谷」という地名になっています。天童の地名は諸説ありますが、北畠親房の孫、天童丸が居城としていたことが由来とされています。神社時代は南朝方を正当とする皇国史観から神社創建前も神仏混交として祀られていたとされていますが、大正時代に創建された比較的新しい神社です。見た目は若干荒れている雰囲気はありますが、しっかりと管理されています。社務所の呼び鈴を鳴らすと、まったく別の方角から返事がありびっくりしてしまいました。どうやらご自宅は社務所と別になっており、呼び鈴が聞こえるようになっているみたいです。力強い揮毫で御朱印を書き入れて頂きました。変える際に気になていた石像を見れいると、御親切に「おんばさま」と教えていただき、何やら三途の川の守り神みたいなお話でした。この地域では多く見られるそうですが、こちらは状態が良いらしい。お顔は結構怖いので、子供が悪さすると、「おんばさまが見ているよ」と𠮟るらしい。