丹生官省符神社のお参りの記録(1回目)
和歌山県九度山駅

#丹生官省符神社

ご祭神はニウツヒメの大神、タカノミコの大神、アマテラス大御神、オオゲツヒメの大神、ホンダワケの大神、アメノコヤネの大神、イチキシマヒメの大神。

#丹生都比売大神 #丹生明神

高野四所明神としては丹生明神と呼ぶ。丹生都比売神社（和歌山県伊都郡かつらぎ町）によれば、アマテラス大御神の妹で、別名ワカヒルメの命。

どうやら播磨国風土記逸文に登場するニホツヒメの命は、ニウツヒメの大神のことらしい。
それによると、ニホツヒメの命は国を固めた大神の子。三韓出兵の直前、神功皇后が神々に戦勝を祈願すると、ニホツヒメの命がイワサカヒメの命に憑依した。そして「私の祭祀をよくしてくれるのでしたら、霊験あらたかなものを授けましょう。そして真っ赤な津波で新羅を覆い尽くし、彼の国を服属させてやりますわ」と告げ、赤土を与えた。皇后はその土を矛に塗って舟の前後に立て、船体や兵士の服も染めた。皇后は新羅を征服し帰還した後、紀伊の国にニホツヒメの命を祀ったと。
平凡社ライブラリー版の訳注によれば、「国を固めた大神」は、別の文献ではイザナギの命とある、と。

#高野御子大神 #高野明神 #狩場明神

高野四所明神としては高野明神または狩場明神と呼ぶ。
丹生都比売神社によれば、弘法大師を高野山へ案内した。また、あちらのご祭神は鎌倉時代以前まで彼とニウツヒメの大神の2座だけだったと。