みつごんいん(かるかやどう)|高野山真言宗|高野山
密厳院(苅萱堂)のお参りの記録一覧
気になりつつも通り過ぎていた苅萱堂にご縁いただきました。"七福神巡り❄️☀️"終え、高野山駅に戻る途中、お堂の中を覗き込みました。すると、「お参り終わりましたか?」と人の声。「今からです。」と応え、ロウソクに火を燈しました。「御朱印はこちらです。」と隣の建物に案内していただきました。
御朱印帳を受取りお堂に戻ると、「お話は読まれましたか?」と。よく見ると、パネルと説明文が。
"苅萱"と"石童丸"親子の悲話でした。
密厳院
山号:高野山
宗派:高野山真言宗
御本尊:大日如来
創建:1132年(長承元年)
開山:覺鑁(興教大師) 新義真言宗始祖
苅萱堂
密厳院
こちらで御朱印いただきます。
いただいた御朱印
#密厳院 #苅萱堂
ご本尊という表現は見ないが、地蔵菩薩を祀る。
#地蔵菩薩
梵語でクシティガルバ。種子はカ。十三仏の5番手で、年忌法要のうち五七日の本尊。胎蔵マンダラの心臓部をなす中台八葉院に向かって左の左、地蔵院というブロックの中央にいる。
真言はご存知、「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」。僕にとって、薬師如来のと並んで最もインパクトのある真言だ。
ところで、永平寺(福井県吉田郡永平寺町)のどこかに、お地蔵さまを祀る部屋がある。僕が参拝したとき団体が来ていた。先達さんみたいな人が音頭をとるのに続けて、みんなで笑顔で上記の真言を何度も唱えていた。
たぶん彼らは知っててやっていたと思う。カカカは梵語だとハハハと発音する。笑い声から来ているのだ。
元が何であれ、辞書的な意味に収まらないのが真言のくしびなるところ。すごい真言という本によれば、単に「笑顔になる言葉なんだ」と思って口にするのはもったいないと。様々な功徳を発揮する真言の力に、自ら制限をかけてしまうことになるからだそうだ。
大法輪閣編集部編で出ている本には、カは歓喜を表わす擬態語だが、大日経疏という書物に別の意味が示されているとある。それは、地蔵菩薩が六道を駆け巡り衆生を救済する行のことで、この真言を唱えるのは彼の行動を讃嘆し、自らもその対象に含まれるよう願うメッセージになると。
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